双葉文庫 知らぬが半兵衛手控帖：１３ 秋日和

著者名：藤井邦夫【著】

双葉社（2014/11発売）

• ISBN：9784575664669

内容説明

赤坂御門傍の溜池脇で男が滅多刺しにされて殺された。北町奉行所臨時廻り同心の白縫半兵衛と役者くずれの鶴次郎が探索を開始するが、男は昔、中村座の大部屋役者をしていた女衒の栄吉だとわかり……。北町奉行所の同心・白縫半兵衛の人情裁きを描くシリーズ第十三弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[zuccalove]

切ない、切なすぎる読みおわりでした。

2018/05/21

[あかんべ]

最後の冬の日は老いの哀しみ、人生の哀しみがしみじみと味わえて佳作

2013/06/30

[oguogumc]

幸せを壊すやからが多いこと。

2019/02/19

[Suzu]

知らん顔の半兵衛シリーズ第13弾。雪時雨の中野蔵人。馬鹿な男だと思って読んでいたが少し可哀想だったなと感じた。

2016/04/14

[沼田のに]

「冬の日」は一皮剥けたというより一皮被ったような話だ。誰にも頼まれていないのに捜査して首突っこんで知らんぷりで、一人でヨガッタというか相撲取ったというかご苦労さんな話だった。5/10

2014/08/26