双葉文庫<br> 知らぬが半兵衛手控帖:10 無縁坂

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双葉文庫
知らぬが半兵衛手控帖:10 無縁坂

  • 著者名:藤井邦夫【著】
  • 価格 ¥550(本体¥500)
  • 双葉社(2014/11発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575664041

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内容説明

同心の白縫半兵衛らは、辻斬り強盗の捕物の際に、人足の峰吉と関わりを持った。そんな折、廻り髪結の房吉は、匕首を持った男たちが峰吉を襲おうとする現場に遭遇する。毎日、思案橋の袂に佇む峰吉の腕には、三分二筋の入墨があり…。シリーズ第十弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たかこ

7
職場の某先生から大量に頂いた本の1冊。こういう時代物は自分では絶対に手を出さないので、不安になりながら読んだら意外に良かった。人さらいとか、刃傷沙汰とかへあるけれど、人情味溢れていてしんみりさせられるなぁ。中でも「戻り橋」が良かった。とばっちりだったけど、わかってくれる人や待ってくれる人がいるというのはいいことだ。2013/08/18

ソババッケ

6
シリーズ10作目。4編の連作捕物帳。今回は「日髪日剃り」の回り髪結い・房吉の活躍する場面が多い。武器は隠し持つ剃刀、依然として房吉の私生活や過去については触れていない。半兵衛は房吉の雨戸をたたく音で目を覚ますことが多いが、下女の一人も置けないはずはないのだが。鶴次郎が巻き込まれる「赤い花」は変わった趣向で面白い。騙りを働いた悪辣な旗本を、その息子を攫って懲らしめてやろうとする者が現れた。成り行きでそれを手伝う鶴次郎だが、意外な結末に。今回も鎌倉河岸のお夕の居酒屋がちらりと登場するが・・・★3.32014/03/02

あいら

3
「赤い花」と「戻り橋」がよかった! それぞれに出てきた彦七や峰吉が、またどこかで出てこないかなぁ〜と思えてしまいます。 「勾引し」のおまさも…見つかるといいな…。2012/12/08

mercury

2
このシリーズは切ない終わり方が多いが無縁坂以外は救いがある感じで良かった。特に戻り橋はハッピーエンド!2011/05/26

oguogumc

1
戻り橋が好き。犯罪に巻き込まれないようにすることもまたお仕事なんですね。2019/02/12

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