シグルイ 5

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シグルイ 5

  • 著者名:山口貴由/南條範夫
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 秋田書店(2013/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784253230476

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内容説明

剣鬼再会! 大ブレイクの残酷無惨時代劇!巨剣・虎眼が恐るべき南蛮剣術の使い手と激突する中、藤木源之助は宿命の敵・伊良子清玄と再会する。運命の時へ急ぐ最新第5巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

SIN EIM

13
【勝っても負けても幸福ではない世界】強くても弱くても、忠実でも裏切っても。成り上がっても、没落しても。なんでか全員幸せな様子が見えない物語。死狂いとは生き狂いの物語、というこの本の帯に書かれていた様子が切々と語られる。江戸時代という風通しの悪い時代、明確な敵がいない武門という場所がもたらす狂気の世界のためだろうか。おおよそ、主要人物の安らかな表情というものが描かれることなく、例外は何が起こったか切られて死んだ一般人がたまーに、茫然自失&安らかな表情を浮かべるくらいだろうか。2025/08/13

とんかつラバー

11
三重は道場の男達を忌み嫌い清玄に思い焦がれるが、藤木も誠実な男なのに可哀想になってくる。あのマッドな虎眼師匠も身分の高い者には頭を下げている姿はちょっと涙ぐましくて、権力を笠に嫌がらせする清玄、ますます嫌いになっていく。2022/04/03

のれん

11
虎眼師匠もまた一介の武士。身分に縛られ、上座には媚びへつらい、どのような屈辱をもその場にては耐えきってみせる。 身分社会とはひたすらに見下ろす者の傲慢に頭を下げることなのだ。清玄の復讐とは身分社会に対する憎悪であるが、その行為はまさしく自らがされた構図をそのまま繰り返しているに過ぎない。 社会の籠の中で行われる終わりなき傲慢と憎悪。「髷を乗せた現代」と称された原作のリスペクト極まり。2021/01/13

緋莢

11
盲人の自治組織「当道座」。最高位者・検校。旗本並みの家蔵を構え、貸金の利を楽しむ身分なのは、徳川家康が権力を与えたから。また濃いメンツが登場し、その検校の前でお付きの剣士・夕雲との立ち合いが行われます。「戯れなれば・・・」ということで、相手は何と虎眼。夕雲が使うのは以西把爾亜(イスパニア)剣術と呼ばれる刺突剣。斬るのではなく、突く。しかし、虎眼はあっさりとそれを補足。顔面への鉄拳で決着します。藤木といい、虎眼といい、拳でも殺傷能力高すぎです。2018/09/09

exsoy

11
盲目の集団にどうしてそんな権力があるんだろう?2014/07/30

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