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内容説明
富士嶽麓の臥竜・駿河大納言に召喚されし手負いの剣鬼に命じられたるは、武芸上覧の名を借りた倒錯。駿河藩槍術師範・笹原修三郎のもとに身を寄せたる源之助に御前試合の火は迫り…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
14
駿府城の本丸裏手に設けられた石牢。山狩りで捕獲した屈木頑之助に女を与えて、それを見物。狒々を伊良子に対峙させて、またも見物。城主・忠長、狂ってます。伊良子との御前試合を控え、駿河藩槍術師範・笹原の屋敷に停泊する藤木。 そこで少しながら交流を持った牢人者の瓜田。出産間近の妻がいるっていう時点で嫌な予感がしたのですが、「隠密を発見せよ」の命令で〝隠密”として夫婦共々・・・本当、人が、それも、まともな人が特にあっさりと死んでいきます。2018/09/10
のれん
12
修三郎まで登場。いや出てこれる範囲で出せるヤツらはとことん出す気か。それで忠長の狂気っぷりもさらに盛る。いやまぁ、原作でも気狂い将軍なら美女と聞いたら、ああするだろうなぁ。 そこで上手く乗り切る清玄は流石に、盲目になってから弁と美貌で身分差を逆転させただけある。白髪になったとかどこのボクサーかなにかと思うがw そして源之助の工夫がやけに落ち着いているな、と感じる。嫉妬にも恨みもしない。純粋に格上の天才に勝つために外法を用いる。果たしてその心情や如何に。2021/01/16
とんかつラバー
9
忠長のマッドぶりが際立つ話が多いが、清玄の一言で彼の狂った根本を揺るぎないものにしてしまう。瓜田夫婦がかわいそうすぎる…2022/04/21
pggm
6
無礼な発言をするキャラは即死する漫画2009/09/20
alleine05
4
御前試合の前の準備編。藤木も三重ももはや見ているのは伊良子との再戦のみで、その先のことは何も考えず破滅まっしぐらという感じだなあ。2018/05/21