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内容説明
伊良子清玄の仕置き追放から3年、最強無双を誇る虎眼流剣士たちに次々と襲いかかる謎の凶刃! 剣と剣、情念と情念が今再び徹底不退転の激突を開始する。各誌紙大絶賛、話題の残酷無惨時代劇の真章開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
13
伊良子追放から3年後、虎眼流を田舎剣法と馬鹿にし、虎眼を愚弄した牢人者に藤木が鉄拳制裁。「野良犬相手に表道具は用いぬ」と刀を使わず、拳で倒してしまいます。そんな藤木の姿を見て、涙した虎眼流の高弟・近藤涼之介ですが、あっさり殺されてしまいます。そして、涼之介を皮切りに、高弟たちが次々と殺されていきます。「まこと広うなり申した」内弟子の部屋・虎子の間についてそう呟く藤木。切ない言葉のようで、藤木は多分、人数が減ったというぐらいの想いしかないのでは?と感じました。2018/09/09
のれん
12
辻斬りからの下手人捜しの手順が恐ろしい。 文字通りプライドに財産を掛けている武士にとっては、なめられっぱなしのままにすることは絶対に出来ない。 次々に登場しては退場していく同門の仲間達への思いを見開き2頁で一気に共感させてくるのは漫画の凄いところ。2021/01/13
SIN EIM
11
【少数のサドによるマゾ達への支配】が色濃く描かれる巻。伊良子騒動がひと段落したせいで、中世の人権無視、絶対的上下関係が再び濃厚に描かれ始める巻。この人たち、外側に絶対的脅威や無数の敵がいた方が幸せで安楽なんじゃなかろうか。殺人が行われたときに疑う先がおかしく、権力のあるものが下の者に何をしても構わない状態。また、力あるものが無礼を働いたものに過剰な暴力を働いても構わない様子。大河ドラマや殺陣系の時代劇が見せる、江戸時代の理想を打ち砕いてくれる良作2025/08/13
とんかつラバー
9
清玄の復讐劇が始まる!が、なんか自業自得だし同情できないんだよなあ。どちらかというと道場の人のほうに感情移入してしまう。涼之助かわいそう。2022/04/02
exsoy
7
終焉が始まってきた2014/07/30