シグルイ 14

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シグルイ 14

  • 著者名:山口貴由/南條範夫
  • 価格 ¥704(本体¥640)
  • 秋田書店(2013/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784253232241

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内容説明

手負いでありながらも完全を凌駕する武魂を燃やす剣士。完全なる血統を宿しながらも歪んだ叛意を燻らせる魔王。真剣による御前試合の日が迫る中、剣士たちは……!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

緋莢

16
「岩本家の屋敷も虎眼流の剣名もお守りすることができなかった しかし 三重さまだけは守り申す いかなる嵐にも屈しませぬ」桜吹雪の中、共に歩く三重にそう告げた藤木。ちょっとでも幸せそうな雰囲気がでれば、死亡というのをこの作品で散々見てきましたが、さすがに藤木、主人公だし、大丈夫だよね?<〝蟇肌”と申す稽古用の竹刀 存分に当てても大事には至らぬ>と藤木に渡す、数ページ後、<柳生高弟の子息の正面は無傷であったが 脱皮する昆虫の如く 背は破れ> って、大事には至らないとは一体・・・2018/09/10

のれん

14
忠長の描写にここまで割くのは、全キャラどんなヤツも好きなんだろうなぁ作者は。伊達政宗出すのは完全に趣味だろうけどw  三重の心情の移り変わりは丁寧かつ、今までの本作の雰囲気とは噛み合わない。どんな境遇になっても守り通すと誓う、この華麗な男の子をどうして好きにならないだろうか。 願わくば、とは思うが残酷とは上げてから堕とすものだと知っているからこそ辛い。2021/01/16

とんかつラバー

9
三重の心情がよく分からない。イケメンの清玄にズキュン→武家の娘として父を殺した清玄とその愛人になったいくが許せん→源之助の純真な告白にズキュン、なのか?あるいは源之助と清玄がお互い斬り合う事しか頭になくて自分の余地がなくて片方(清玄)が斬られる事を望んでいるのか?2022/04/25

うえ

5
本巻では回想で独眼竜が登場。当方、右目が見えないと如何に不自由か今回痛感させられた。「壮年を過ぎてもその怪物性は、いささかも衰えを見せない。政宗の江戸屋敷に大御所秀忠を招待した折、「上様はそなたの所有する「鎬藤四郎吉光」を所望しておられる」前日、秀忠の側近がそう伝えた。このような仕来たりがあったのである。鎬藤四郎吉光は関白秀吉の遺品であり将軍家に献上する宝物にふさわしい品である。「上様に献上つかまつる品は家臣たるこの政宗が決定いたす。それを上様の方から童子のごとくねだるとは将軍家の威信に関わり申そう」」 2018/05/22

alleine05

3
前巻を読んだときは破滅まっしぐらかと思っていたが、藤木には三重だけは守るという思いが、そして三重はそれを嬉しく思うぐらいの心は残っていたのか。これがハッピーエンドフラグになればいいのだけど、それ以上にバッドエンドフラグがいくつも積み重なっているわけで。2018/05/21

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