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内容説明
祖母殺しの濡れ衣をかけられた吸血鬼のイオンの目前に現れた、死んだはずの相棒・ラドゥ。彼は帝国皇帝暗殺を目論んでいた…。一方、アベルはエステルに手をかけた皇帝暗殺の首謀者が公爵のスレイマンと知るが…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤月はな(灯れ松明の火)
11
スレイマンは誰もに平等の愛を注ぐ母を愛するが故に絶望したスレイマンがキリストを信じるが絶望したユダと被ります。最後にイオンを守ろうとしたラドゥも辛いけどその魂がないことが分かっていても彼との別れで彼が傍にいてくれて別れを言っていると感じたイオンの悲しみに私の涙腺が滲みそうになります。ラドゥの魂に永遠の安らぎがあらんことを。調子に乗ったディートリッヒに怒りの制裁を下したセス、GJ。でも彼女も栗鼠のアベルに嫌われてしまって寂しそうなのが孤独です。後半はトレス君のお話。彼は機械じゃなくて本当に人間だと感じます。2013/05/17
北白川にゃんこ
5
どわーっ作者がテロリストに感化されとるやんけ!はよ酒持って来いや!2023/05/27
ちゃか
1
「友に頼られるは我らが名誉!」。アストさんが格好いいね。スレイマンは、敵として格好よく、そして、どこか可哀想だったな、と。2012/07/25
呉藍
1
衣装綺麗ですね。ついついじっくり見入ってしまう。黒髪に翡翠って映えるなあ~。女帝ヴラディカの正体実は――という展開。アベルと彼女の関係ってそうなの?と疑問もわく。アベル自体、いったい何なんでしょうね。2010/04/18
黎雪
0
レンタル本。 原作は所蔵しているものの、コミック版は未読だったため新鮮でした。2017/04/17