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内容説明
「おそかれ早かれよ、ここいらもっと静かになんべ」――静かに、ゆっくりと、でも確実に変化してゆく自然、土地、街、人……のちに夕凪(ゆうなぎ)の時代と呼ばれる、てろてろの時間。悠久の時を生きるアルファたち“ロボットの人”は、のんびりと訪れてくる時代の黄昏(たそがれ)を彼岸で見つめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
43
こんな時代だから、再読。物語は終盤に近づいているから寂寥感は否めないけれど、この巻で繰り返されるモチーフは「ひとりもいいけど、独りじゃない時間もいいんだよ」という言葉が染みてきます。人間じゃないアルファさんは人間たちの時間を一緒には過ごせないけれど、一緒にいられる時間の大切さは誰より解っているから。だからこそ、寂しくなっちゃうんだけれどね。2020/05/08
exsoy
24
終わりの足音が聞こえてくるようで。2015/11/03
むきめい(規制)
10
静かなときは静かに進んでいく。2017/04/12
むきめい(規制)
7
おじさんもそんな悲しいこと言うなよお。2016/07/25
むきめい(規制)
6
ゆるやかに衰退していくのも心地よいのだと感じる2019/07/10