文春文庫<br> 鬼平犯科帳 〈14〉

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文春文庫
鬼平犯科帳 〈14〉

  • 著者名:池波正太郎
  • 価格 ¥611(本体¥556)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
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  • ISBN:9784167142667

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内容説明

鬼平犯科帳が、時代を超えて現代人の心を強く捉えるのは、部下を束ねる平蔵の“リーダーシップの見事さ”にある。部下を思いやる心の篤さ、だからこそ部下も我を忘れて働く……名管理職・平蔵の真骨頂を描く「五月闇」のほか、お頭へ盗賊を周旋する口合人(くちあいにん)と平蔵のかけひきが愉快な「殿さま栄五郎」、兎忠こと木村忠吾が久しぶりに活躍する「さむらい松五郎」、そのほか「あごひげ三十両」「尻毛の長右衛門」「浮世の顔」の全六篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

137
6つの話がおさめられています。今まで活躍してきた盗賊上がりの密偵の一人が亡くなってしまいます。読者としては残念なのですが、作者としては入れ替えも必要だと感じたのでしょう。鬼兵が上司から部下の不始末も責められますが、なんだかすっきりしない終わり方です。また忠吾という部下にそっくりの人物が出てくる話も楽しめました。2017/06/06

ポチ

65
明るく元気な伊三次が死んでしまった…。仲の良かった伊三次を自分の菩提寺に葬り、涙とともにケジメをつけた忠吾。そのせいか少し大人になり?盗賊のお頭になりきって偉くなった忠吾が見られて面白かったです。2017/05/14

s-kozy

59
この巻では密偵の伊三次の最期を描く話がある。それを受けた同僚の活躍も描かれる。生には終わりがあるものだが、しみじみと悲しい。これもまた人生。2014/10/16

スター

49
鬼平の部下が不祥事を起こし、鬼平の監督責任が問われることになる「あごひげ三十両」と、鬼平の部下の1人木村忠吾のそっくりさんの盗賊が登場した「さむらい松五郎」が特に印象的でした。2018/12/17

aponchan

41
久しぶりに鬼平シリーズに戻った。止まらなくなるので、二、三冊ずつ読み進めるようにしている。部下が理由は兎も角、減ったり入れ替わりがあっても、強い組織作りは参考になる。次に進もうと思う。2019/10/09

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