内容説明
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関東大震災直後の帝都東京。政府は帝都復興院を創設したが、わずか3か月で廃止。その裏には、とてつもない陰謀が…!?1000年もの時を生きた鬼…弓生と聖を供に、陰陽師家の当主たらんとする若き神島桐子が大活躍!!
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KYON
8
再読。桐子様編下巻です。これの感想は‥‥どう書いたらいいのやら。激動の大正時代。世間の人々のからは秘された世界でも、時代の終焉と共に一つの区切りがついたということでしょうか。終盤で流した幼い桐子様の涙に、ちょっとだけホッとしました。個人的には、早臣には長生きして桐子様と夫婦になってほしかったなぁ。2015/12/11
kumiko
3
鬼つかい、というのは一方的なものかと思ったけどそうでもないのか。ふたりに認められないというのもあり得そうな感じだ。主従というだけのものでもないのかも。桐子が聖を助けてくれたわけもなんとなく分かる気がする。桐子も目をそむけていた事実にようやく、向き合うことができ先に進めるのかな。2013/11/22
つみき
3
あぁ、これはとても切ない……。今ここに生きている人たちのことはどうでもいいんだろうかと悩み抜く早臣さんがとても切ない。早臣さんが桐子さんの旦那様になったらいいのになってこっそり思っていたので、ちょっと残念に思っていたら、あとがきで霜島先生がそういう設定があったと書いてらして悔しいやら哀しいやらでした(笑2011/06/29
呉藍
3
狂った歯車、重ねた面影。どれかひとつでも選んだものが違ったなら、こんな風にはならなかったのに。そんなんじゃ狩間を怨むことも出来ない。『これで最後』という涙は本当に言葉通りのものだろうから、ここは私が代わりにいっぱい泣いておこう。ずっと側にいると誓った鬼たちの、深すぎる優しさと千年の存在に感謝だなあ。桐子さん、未来の旦那さんに出会う日は近いぞ。頑張れ。2011/01/14
洪七公
2
既読本1998/04/19