文春文庫<br> 山茶花は見た - 御宿かわせみ4

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文春文庫
山茶花は見た - 御宿かわせみ4

  • 著者名:平岩弓枝
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 文藝春秋(2015/03発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167168841

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内容説明

品川の廻船問屋に押し込みが入り、乳母の看病にきていた娘の証言で盗賊はお縄に。が、賊は島抜けし、江戸へ舞い戻る。告げ口の仕返しを恐れて、娘は「かわせみ」に預けられることに。冬の庭をいろどる山茶花は、事件の顛末を静かに見つめる──。絆を深めあう旅籠の女主人るいと恋人東吾、あてられっぱなしの同心・源三郎、二人の仲を見守る与力の兄夫婦と、お馴染みの登場人物が活躍する全八篇を収録。シリーズの新装版第四弾。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はにこ

34
とうとう源さんに春が来た!っと思ったのもつかの間、そういう結末だったかー。東吾はモテまくりなのにねぇ。るいちゃんを泣かすようなことしてほしくないんだけどなぁ。久々のお役者松は嬉しかった。修行していたんだねぇ。今回も事件をバッサリ解決してくれて楽しめた。2021/10/22

真理そら

31
8編も収録されているので1話が短く少しの時間で1話を読み終えることが出来る。『女難剣難』珍しく源三郎がもてたと思ったら…魅力的なキャラだったお役者松が再登場してくれて嬉しい。『人は見かけに』が好きだ。るいもネズミの嫁入りの帯留めを庭に叩きつけたりしてるし、全員人を見る目がなかったということかな。2018/12/30

星群

31
シリーズ4。誕生日に『掛け守』を所望する、おるいが何だか可愛かった『山茶花は見た』、東吾!事件解決の為とはいえ、おるいがいるのに、裸でぶつかる必要あったか!?(怒)の『鴉を飼う女』、贋金真相の為に近付いた女を好きになる男の『人は見かけに』がお気に入り。2014/07/11

ALATA

27
あいつが女にもてるなんて、今年は初春から荒れそうだぞ」「東吾様でなくお気の毒でございましたね」るいのちょっと拗ねるところが可愛らしい。女の怨みが怖い「江戸の怪猫」薄闇に啼き立てる「鴉を飼う女」と少しオカルトチックな話も多かった。畝源三郎も目が眩んだ「女難剣難」が好み。★4 ※山茶花、百日紅、白梅、楓…季節の移ろいが御宿を取り巻き美しい。2021/07/25

コージー

23
何ヶ月かかけて読みました。短編なので、空いた時間でさっと読めるのが嬉しい。つかず離れず、というよりは近しい2人が安定した関係になれるのか、気になる。2013/10/24

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