内容説明
魔導具が魔物討伐部隊の力になることを祈り、戦況を見守る魔導具師のダリヤ。
ダリヤ達が考案したクラーケンテープによる九頭大蛇の捕縛作戦は功を奏し、絶望の淵にいたヴォルフも笑みを取り戻す。
しかし、九頭大蛇は猛攻を受けても抵抗を続け、ヴォルフ達は傷を負い続ける。ただ見ていることしかできない己の無力さに、胸を痛めるダリヤ。だが、ダリヤの魔導具と共に戦う隊員達の姿に背中を押され、彼女は前を向く。
運にも人にも恵まれた。いまだ魔導具師としては未熟だ。
「それでも自分は魔物討伐部隊の相談役に成れた――そのことを、心から誇ろう」
ダリヤが、命を懸けた九頭大蛇戦の果てに見た景色とは――?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、積み重ねた努力が実る第十五弾、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
17
九頭大蛇討伐。王様をバインドしたクラーケンテープで拘束して、ボロボロな騎士たちでタコ殴り。それでも逃げようとするのをヴォルフの長兄がヨナス先生と現れて氷漬けて討伐。その後に風呂を作って和気藹々と毒と血を洗い流して…死者0人最高じゃないですか。その後のリザルト的な話は、ダフネの旦那さんの話がヤバかった。今回はしっかりと活かされていた。後はクラーケンテープの運用の改良かな‥投網型の訓練で失敗して自縛して仲間に引きずられながら後送されるシーンとか想像してしまった。上空の場合はシャレにならないな。2026/10/23
サンゴ
10
明確に意識してますね2026/11/01
まりもん
5
無事に九頭大蛇の討伐を終え祝勝会で盛り上がるなか今回の流れをグイードへ報告するダリヤの内容に陛下登場に驚いた後の対処法にシフトチェンジするはやさはさすがだ2026/10/31
くりっちぃ☆
4
普段からなろう、で読んでるので読書記録に書いてないシリーズ。 書籍化に際して追加された「真夜中過ぎの女子会」のダフネのお話に泣けてしまったので、少しメモ。 なろうでも何度も読み返してるシリーズなので、書き下ろしでダリヤ以外の視点で素敵な話が加わっていると本当に嬉しい。2026/10/24
kinta
3
九頭大蛇討伐完了編。おうちに帰るまでが討伐です、という感じで無事に生き残った人たちの感情環境事情情景様々。また前回の討伐を知っているベテランたちの感情のケリのつけ方が、今回の討伐のクラーケンテープの特異点的軽さと相まって奥行きを出している。次回の討伐へどのように認識されるか、という常識まで変化していく転換点な風景。とりあえず魔物使いのランドルフの「帰ってきた」心情が心に染みたかも(笑)2026/10/27
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