内容説明
男爵内定のお披露目を乗り越え、年末を忙しく過ごす魔導具師のダリヤ。
それはロセッティ商会も例外ではなく、仕事納めを前に慌ただしくも、どこか浮き足立った雰囲気だった。そんな中ダリヤは、ヴォルフとの『冬祭り』の約束を心待ちにするとともに、冬祭りのプレゼントを贈れる相手が増えたことに喜びを感じていた。
今年一年で広がったダリヤの縁――その縁で彼女もまた、周囲からたくさんの“贈り物”を受け取ることになる。
「プレゼントが増えたね、ダリヤ」
そして訪れた冬祭り、ダリヤとヴォルフは屋台を巡り、一年を締めくくる。迎える新年にダリヤが祈るのは――。
「共に、笑って過ごせますように――」
それぞれが過ごす年末年始は……? 魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、気持ちを新たな第十一弾、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
50
年末年始。ひ孫に老夫婦は元気を取り戻す。若手騎士に後輩面する義足義手の老騎士たちに辟易する。やりずらそうwその中でも元気な元副団長にジャレ付かれて大けがを負う先生には合掌。元副団長も肩の骨をやっていて教会へ急行wその後に幸運にもひ孫に会える。それ、泣くやろ…その後にさらに精力的に動くようになった2人は、ひ孫達が貴族の喰い物ににされないように組織を創る。ひ孫パワーハンパない。最後のカルロの最期は、、涙2024/11/25
星願月祈
35
毎週土曜日に更新されるWEB版を欠かさず読んでいるので、ストーリーは、分かっているのだが… 本を購入すると、「特装版小冊子」が付いていたり、ストーリー自体が加筆されていたり、巻末のQRコードのアンケートに回答すると「こぼれ話」が読めたりするので、新刊が出ると購入してしまう。登場人物が多いので、頭の整理をするのにも丁度いい。話しは変わるが、これから面白くなるというところでアニメが終わってしまい残念でした。2024/12/07
キナコ
30
シリーズ11巻。新たな魔剣も登場。ダリヤとヴォルフのデートもあったが、なかなか発展しない二人。 ただの好奇心でとんでもない武器を作る2人に周囲が振り回されているのも魅力的な作品。また友人であるイルマの出産のところでは涙がでた。今回の作品も良作!2025/01/18
はなりん
28
間違えて特装版で登録の為登録し直し。シリーズ11巻。イルマとマルチェラに無事双子が誕生。ベルジーニ様と奥様との対面が良かった。ダリヤを核にした人の繋がりがどんどん広がって、心強い。ラストの番外編でとうとうカルロさんの最期が…。ダリヤに伝えられなかった母の事が気になる。まだ本編では出てきてないですよね?カルロを死に追いやった公爵も、ダリヤが男爵になったら出てくるのかしら?ヴォルフとダリヤの仲は中々進みません。どっちもどっちだけど、そろそろ少し進展してもいいのでは。2025/03/23
わたー
18
★★★★★知ってた。前巻でなんかいつもよりもいい感じになっていたので今後はもっと進展するかと思っていたのだが、やっぱり牛歩……しかも、ヨナスの実母関係とか、マルチェラ夫妻関係とか、サブキャラたちにフォーカスする話が多めだったので、余計に進みの遅さを感じた。もうデートなんて何かにかこつけていつもやっているだろうがよ……じれったいぜ。と、外野だからこそできる無責任な野次を飛ばしたくなった。まあ、そのじれったい感じが良いのだが。2025/02/01
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