内容説明
友人、商会、騎士団。仕事を通じて“人との繋がり”を広げていく女性魔導具師のダリヤ。
彼女は、新たにオズヴァルドから魔導具師としての教えを受け、素材となるスライムの養殖場では研究主任イデアと意気投合する。そしてヴォルフの兄・グイードや彼の従者ヨナスとの出会いによって、ダリヤの縁はますます広がっていき――。
「スライムの養殖成功と、これからの魔導具開発を祈って、乾杯」
微風布や泡ポンプボトルの流行に制作の下請け拡大と、ダリヤの自由気ままな魔導具開発は、彼女の想像を超えて王都の人々の暮らしを豊かにしていて!?
魔導具師ダリヤのものづくりストーリー、成長と発展の第五弾、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
72
魔道コンロ導入で魔物がジビエ食材に見えて来た討伐隊の皆さん。人間関係だと父親が急に亡くなって技術がまだまだ発展途上のヒロインに師匠が出来た!師匠の家族は新しい嫁さんかと聞くのが、、でも、師匠は馬に蹴られたくないらしいwそのイケメンの兄とヒロインが初めて面会。それを評価する従者、、弟を凄く大切な兄からしたら、なかなかの高評価。あとはスライム養殖場を視察、、ヒロインと同種の人が仕切っているようでかなり凄い事になりそうだ。ブラックスライムは養殖出来るのだろうか?魔力量はあまり増やさない方が良いのがこの世界の特徴2021/08/24
南北
60
商会を立ち上げてから商売も順調で、男爵となる道筋も見えているダリアにスカルファロット家の長男グイードがわざと探りを入れてくるのも当然と言えば当然だが、ちょっとどきどきした。また貴族の保証人がつくことでイヴァーノの妻や娘に被害が及ぶ可能性があるというところは興味深く感じた。ほかにもスライムの養殖場の見学や大豚牧場への訪問など今後の展開に関わりのありそうな話があり、楽しく読むことができた。2024/09/27
はつばあば
54
ひとたらしのダリアとはよく言ったものです。そしてこの5巻で大きく変わっていくダリア。いえいえダリアが変わるんじゃなく、周りの人達に真綿に包まれるように・・。婚約破棄したカノ商会は寂れているようですが、ちゃんと手助けしてあげるようです。と言うよりも儲け過ぎて製品がおっつかない状態。皆で助け合えば繋がりはできます。悪縁は嫌ですがいい縁を繋いでいるダリア。次は6巻目にいきます。今月はここまで。7巻8巻目のレビューを読ませてもらってからまた考えます😅2024/03/20
すがはら
52
水虫疑惑の次は失禁疑惑とはどんなヒロインなんでしょうか。でも周囲が揃ってダリアがやりたい事に集中出来るように支えてくれているなんて、ダリアはどれだけ皆に愛されているのでしょうね。恋愛方面はちっとも進展しませんが。皆にからかわれてせっつかれるヴォルフがちょっとお気の毒です。順調に新製品の開発を続けるダリアの生活が続くだけにお話にあまり起伏を感じられなくなりましたが、まあこれはこれで良しということで。2020/10/16
サンゴ
47
恐ろしいはずの魔物がただの食材に見えてくる2023/08/29
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