内容説明
関羽、張飛、諸葛亮……最高傑作「蜀篇」!
非情にも見える劉備を、なぜ男たちはそれほど愛したのか?
数千年の時をこえて、中国歴史小説の第一人者によって初めて見出された真実。
関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。
「めずらしいほど無垢な人」劉備に、どこまでもついていった男たちの純情と覚悟。
いまも愛される英雄たちの挽歌。
『三国志』全十二巻の大河小説を刊行している宮城谷さんにとっても、この『三国志名臣列伝 蜀篇』は、まさに珠玉の一冊であり、三国志名臣列伝の最高傑作である。
三国志時代、最も小さな国・蜀。
誰もが知る関羽、張飛、諸葛亮、趙雲から劉備の死後に活躍する李恢、王平、費緯まで、
七人の名臣を丁寧に描くことにより、一見、非情にも見える劉備の不思議な魅力を炙り出す。
今もなお愛され続ける英雄たちの光と影。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Tomoichi
23
三国志名臣列伝の魏篇に続く蜀篇は、やはり三国の中で一番早く滅んだからか、余りにも劉備の強運悪運凶運のせいなのか、ハッピーエンドは殆どない。取り上げてられているのも関羽など有名どころばかり。やはり人材の薄さが魏との差として致命的。2026/01/24
chang_ume
10
毎度のことながら、なぜ買ってしまったのだろうか、なぜ読んでしまったのだろうかと、後悔が残る宮城谷三国志の列伝シリーズ。これはそのまま、著者と森鴎外の違いということなのかもしれないけれど。かろうじて関羽・張飛・諸葛亮など、劉備存命時のエピソードは周辺の視点を経た劉備像というものが垣間見えて面白いといえば面白い。ほかは、若年の諸葛亮が目指すところは水鏡先生のような「名士」であったとする理解、張飛の美男ぶりを強調する点など。軽く読めるので、昔ながらの駅売店で買い求めて移動中に読み切るくらいがちょうどいいのかも。2026/01/18
サチオ
7
侠気溢れる人材が居並ぶ蜀の人選でも費禕を取り上げるところが先生らしい。思えば趙雲を主にしたものは他の方の作品を含めても意外と無いかも?一冊分の物語でしっかり読みたくなりました。2026/02/17
まっさん
6
幼い頃からNHK人形劇であったり、マンガであったり、小説やらゲームやら、どっぷりと三国志の世界を楽しんできたので、作者宮城谷さんがどのように蜀国の人物を取り上げるのか、ちょっとドキドキしながら読んだ。取り上げられているのは関羽、張飛、諸葛亮、趙雲、李恢、王平、費禕の7人。あとがきを読むと、蜀の臣下は史料があまり残ってないそうだが…個人的には馬超や姜維も取り上げてほしかった…2026/03/22
タゴサク
3
やっぱり三国志は面白い。個人的にはもっとマニアックな武将を取り上げてもらいたかったが、あとがきの著者の想いを読んでなるほどと思いました。2026/02/11
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