ビッグコミックス ダンス・ダンス・ダンスール（３１）

著者名：ジョージ朝倉【著】

小学館（2025/11発売）

• ISBN：9784098636402

内容説明

元カノ・都との再会に潤平は・・・？

バシュラールのもとで踊りたいと直談判しに行った流鶯だったが、
「パリ・オペラ座」への入団を進言される。

満更でもない様子だが、寝耳に水の事態に千鶴の胸中は

一方 怪我の記憶を引きずる潤平は、
ローカルレッスンに参加する寿の踊りを目撃しーー？

一進一退の気持ちを切り替えるため訪れた美術館で、
思わぬ再会を果たした潤平と都。

二人きりの夜。
「あの時の話」の続きをーー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

「“パ”は光。“パ”と“パ”の間に、「影がある」「そこに人生がある」」漫画で言えば、それはコマとコマの間のことかもしれない。ジョージ朝倉は、そんなコマとコマの間を積極的に描き込んでいく。ベタであったり、効果線であったり、あるいは絵そのものであったり、そこにも確かに人生があると言わんばかりに。潤平と兵太の電話のシーンが印象的だ。コマ割りを無視して降りしきる雪がそれぞれが居る空間と距離を超越し、二人の関係性を冷徹に伝えてくる。これぞ、漫画表現の醍醐味だ。

2025/11/18

[薫子]

まだまだもがき続ける潤平。でも、改めて潤平は周りの人に恵まれているよね。潤平の人間性の成せる技ではあるけど、潤平の良いところもダメなところもわかった上でちゃんと見てくれている。とうとう準決選。潤平が楽しく踊れますように。

2025/11/13

[コリエル]

ある種のイップスに陥った潤平。考えすぎる彼の前にバレエへの初期衝動を取り戻すための原点達が次々立ち現れる。純粋に踊りを愛す寿の姿や、そして都。恋愛的な意味で再燃してしまうかとちょっとハラハラしたが、都は潤平と違って大人だ。通り過ぎて行くだけの言葉をいくら投げても彼女へは届かないが、踊りでそれを伝えられる事はあるのかな。そして流鶯は祖母と母とのわだかまりを超克する事は出来るのか。次回が気になる。

2025/11/12

[うさぎや]

都はなんというか……運命の女、あるいは魔性の女だよなあ……

2025/11/14

[こと]

都ちゃんがさらに美人になっててびっくりした。バレエやめるとか言ってたのにチェコまで行って成長しちゃう！すごい！潤平は都ちゃんが今でも大好きなんだろうけど・・都はやはり流鶯派なんだよな～～っ次回潤平と流鶯との同じ舞台！

2025/11/13