内容説明
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トランプ政権が発表した「相互関税」は世界に衝撃を与えた。
その後、90日間の一部停止を表明したものの、戦後の自由貿易体制は危機に瀕している。
世界経済のあり方が根本から揺らぎ、先行きの見えない今、歴史の教訓に学ぶ。
(『中央公論』2025年8月号の電子化)
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第139巻 第8号
AUGUST 2025 CONTENTS
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== 特集 ==
トランプ危機の経済、歴史の教訓
◆大学への攻撃、関税合戦、衰退産業保護
激変する米国と転機に立つ世界経済▼吉川 洋
◆〔対談〕覇権は再び「東」に戻るのか
世界システム論で考える「米中対立」の500年史▼岡本隆司×山下範久
◆超大国抜きの国際秩序は可能か
いま学ぶべき石橋湛山の小日本主義▼牧野邦昭
◆元交渉官が明かすアメリカと関税
国際貿易からの「退席」か「退場」か▼マイケル・ビーマン/聞き手 五十嵐 文
◆米国はときに世界を驚かせる国である
「相互関税」に見るニクソン・ショックの残像▼吉崎達彦
◆中東情勢、シェール革命、世界の分断
エネルギー地政学で見るアメリカ▼小山 堅
◆〔対談〕物価研究とバブル研究の第一人者が語る
脱グローバル化が進み、デフレ時代には戻らない▼櫻川昌哉×渡辺 努
◆それでも前に進むアジアとADBの使命
不確実な時代こそ日本再生のチャンスだ▼神田眞人
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【時評2025】
●東京都議選から見える右派ポピュリストの胎動▼境家史郎
●「令和の米騒動」はなぜ起きたのか▼渡辺 努
●「出生数減少」報道と出産義務社会への懸念▼河合香織
◆アーミテージ、ナイ……日米関係を支えた人々
「知日派」の終焉? あるいは再生?▼村田晃嗣
◆内なる分断と外交安保の難局
強力政権になりうる李在明大統領の前途▼西野純也
◆有権者と政治家の意見分布データから
「亀裂」と「制度」で見る日本政治の構図▼砂原庸介
== 特集 ==
自衛隊、本当の実力
◆安倍政権の安全保障戦略「司令塔」に聞く
今の自衛隊で日本を守れるのか▼髙見澤將林
◆有事に備えた生産拡大への転換を
「防衛需要超過」時代に直面する防衛産業▼小木洋人
◆2万人足りない……深刻化する人手不足
自衛官はいま何を考えているのか▼松田小牧
◆「偕行社」を事例に読み解く
旧軍と自衛隊、断絶と接近の戦後史▼角田 燎
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◆日本のポップミュージックの現在地
音楽産業の地殻変動が生む2020年代のグローバルヒット▼柴 那典
◆「任侠」シリーズ100万部突破
描くのは、理想、ファンタジー、そして郷愁▼今野 敏
【シリーズ昭和100年】
●「ミスタープロ野球」はいかにして生まれたか
長嶋茂雄と昭和の日本▼鈴村裕輔
《好評連載》
●ことばの変化をつかまえる【最終回】
言語はどのように生まれたか――認知言語学者・秋田喜美さんに聞く▼水野太貴
●皇室のお宝拝見【第17回】▼本郷和人
●炎上するまくら【第104回】▼立川吉笑
《連載小説》
●ジウ The Next【第3回】▼誉田哲也
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