講談社文庫<br> QED 源氏の神霊

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講談社文庫
QED 源氏の神霊

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 特価 ¥577(本体¥525)
  • 講談社(2023/09発売)
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  • ISBN:9784065315422

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内容説明

宮中を悩ませた妖怪・鵺を退治、
獅子王と呼ばれる刀を拝領したほどの武勇を誇り、
和歌にも秀でていた源頼政。
従三位を賜り、満たされていたはずの晩年、なぜ彼は挙兵したのか。
墓である頼政塚は、どうして祟りをなすと伝承されるのか。
京都・亀岡の頼政塚に放置された惨殺死体、
壇ノ浦で碇のオブジェに繋がれた遺体の連続殺人を軸に、
桑原崇が源平合戦の真実を解き明かす。
QEDシリーズ長編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミエル

43
歴史の史実の裏側を考察するシリーズ、本作は源平の戦いがテーマ。正直、この辺りの歴史について疎いの何もかもが新鮮だった。これが真実だと言われれば信じてしまいそう。辻褄さえ合っていれば考察の精度は上がる。浅学に陰謀論は毒、自分自身でこんなロジックを体験できたのはなかなか面白かった。徹底した正史(とされている歴史観)の裏を読む姿勢は、実際どれくらい詭弁なのか?歴史ファンタジーを楽しむ醍醐味は、解釈の自由度が高さを許容する事だと思うので、これはこれで興味深い。2024/10/04

よっしー

27
文庫版で再読。やはり、源平時代はややこしくて…何度覚えようとしても見事に抜け落ちていくように感じます。今回の舞台は宇治!! 平等院は勿論、頼政公の所も参ったのに、どのような人物だったのかを初めて知った感じになりました。相変わらず事件に巻き込まれてはいるようですが…蘊蓄を含め、楽しく読了です。2024/11/13

hnzwd

25
歴史の謎に迫るQEDシリーズ。今回は源平合戦。歴史は勝った側が書いたものだけが残る、という話から、QEDシリーズは基本的に歴史に残っていない裏側を状況証拠と想像で補ったもの、と眉唾で読んでますが、、納得したくなる驚きを与えてくれるので好きなシリーズです。2023/10/27

sosking

15
頼政が何故以仁王の令旨を受けて平家追討に立ち上がったのかが今回の最大の謎。作者の説に納得すると同時に義仲の最期の行動にも共感するものがあった。殺人事件は、相変わらずおまけの様なもの。2025/06/18

イシカミハサミ

15
QEDシリーズも中盤以降は、 一つの説の敷衍を続けていたというか、 他の人物に拡張していただけというか、 あまり目新しさという意味ではなにもなかったけれど、 この巻は歴史の新しい闇に光が当たった気がした。2024/01/02

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