講談社文庫<br> QED 憂曇華の時

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講談社文庫
QED 憂曇華の時

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 講談社(2022/09発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065286159

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内容説明

安曇野・穂高で地元神楽衆の舞い手が刺殺される。
遺体の耳は削がれ、「S」の血文字が残されていた。

数日後、二人目の被害者が。
死の間際、彼女は「黒鬼」と言い残した。

鵜飼見物に石和を訪れていた桑原崇と棚旗奈々は、
フリー・ジャーナリスト、小松崎に呼び出され、事件現場へ向かう。

筑前博多近郊の古代海人・安曇族が移り住んだという地で起きた
哀しい事件の因果を桑原崇が解き明かす。QED長編。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

18
QEDシリーズ。ここしばらく続いてる日本の神々に関する謎もいよいよ天皇家に迫りつつ。。今回は安曇野。海人。そもそも曇は"ずみ"なんて読まないよね、って所からみるみる寺社と神様達の話がするすると解きほぐされていくのがこのシリーズのいいところ。2022/12/28

naolog

8
久しぶりのQED、やっぱりこのシリーズが一番好き。同音異義語を変換したり、似た言葉への置き換えは現代でも行われていることですよね。崇が「またの機会に」送った話題をもっと知りたいですね。今回話題の安曇野よりもやはり宇佐に行きたくなりました。2022/09/30

ニャーテン

7
地元の安曇野が舞台ということで否応なしにテンションが上がる。諏訪の時もそうだったが、行ったことがある場所だと興味が更に倍増。安曇族という古代海人たちが辿った過酷な歴史を安曇野の地の謎と共にタタルが解き明かしていく。付随する殺人事件の関係者がその遠い昔の因縁を知らず知らずのうちに引き摺っているパターンと独特な殺人動機はいつもながら、そこがまた綿々と続く歴史の断ち切れない重い鎖を感じさせられてやるせないなぁ。鵜飼いから古代天皇の話まで広がりに広がった風呂敷を始まりの鵜飼いに戻って畳む見事なQEDだった。2023/01/25

ユンジェ

6
今回も面白かった2023/07/01

ドットジェピー

4
面白かったです2022/09/18

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