講談社文庫<br> QED 神器封殺

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講談社文庫
QED 神器封殺

  • 著者名:高田崇史【著】
  • 価格 ¥869(本体¥790)
  • 講談社(2012/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062763608

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内容説明

毒草師を名乗る男・御名形史紋と熊野で出会った薬剤師・桑原崇。病院のオーナーが何者かに日本刀で斬殺されるという事件に端を発し、謎は古代日本へと広がる。崇と史紋が突き当たった重大な謎を解く鍵は、三種の神器と、古(いにしえ)の神々を祀るべく日本全国に散らばる神社にあった。美しき解。これぞQEDの真骨頂。(講談社文庫)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nobby

134
実質的な続編といえるシリーズ第11弾では熊野旅行延長して和歌山へ。今作は珍しく現実の事件に入り込めた(笑)首なし死体の意味はぶっ飛び過ぎだけど…何より〈毒草師〉御名形史紋という強烈な新キャラとタタルの掛け合いがとにかく小気味よい。読者含め周囲全て置いてきぼりにする潔さに乾杯!袋とじ開けると展開される古の日本列島神社プロデュース作戦には只々唖然!三種の神器を父に母に子に重ねる考察も面白かった♬なるほど朝蜘蛛は殺さない理由はそこだったのか!? 「昔の人たちを決して侮ってはいけない」それには激しく同意するのみ。2021/10/27

ぶち

93
読友さんに紹介いただいた本。すごく面白くて、嵌りまくって読みました。 "神話"と"天皇家に伝わる三種の神器"、それにまつわる神社が鎮座している"場所の秘密"。神社は偶然そこにあるのではなく、誰かが大局的な何らかの意図をもってそこに建立した結果であるという説明には、知的好奇心をたいへんにくすぐられました。 殺人事件の謎解き部分ではなく、三種の神器や神社の場所の秘密が袋綴じになっていることからもこの本の性格がよく分ります。私の趣味とピッタリです(笑)。大変面白い本を紹介くださった読友さんに感謝です。2022/12/23

gonta19

87
2009/5/16 メトロ書店御影クラッセ店にて購入。2016/7/19〜7/237年物の積読本。ventus 熊野の残照と一部かぶりながら、和歌山で起こった殺人事件をいつもの一行が解決。また、この後新シリーズの主役になる毒草師、御名形史紋も登場する。が、一番の主題は、三種の神器に関する考察。巻末が袋とじになっていたのは驚いた。2016/07/23

ポチ

55
図説により京都を中心に、日本全体に祀られている、三種の神器に係る神社には、なんらかの結界が張られているようにも受け取れる。とにかく薀蓄が凄過ぎる‼︎良く調べたなぁ!と驚きでいっぱいの1冊です(^^)2016/11/20

とも

39
★★★今回は、三種の神器がテーマ。それぞれの出自は?名称の由来は?そもそもどのような役目を担ったものなのか?それにまつわる日本全国に点在している神社や主祭神との関連とは。兎に角、神話時代より存在する宝物が現存しながらも、天皇すら現物を見たことのないという皇位継承必須の神器。深堀度合いは他の作品と遜色ないのだが、神話時代の産物ということが不明瞭な点が多々あり、他の作品に比べてすっきりとした解決が導けていない、要はなにを持ってQEDなのかよくわからないままの終了となった点が、少々食傷気味の結果となった。2018/01/13

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