内容説明
授業がよくなる方法を具体的に述べたロングセラーの新訂版
いじめられる子、いじめる子、優等生、登校拒否、情緒障害、父兄。
さまざまな交流や、積み重ねてきた努力が優秀な教師を生み、子供たちは学校や家庭で幸せに過ごせる時間を持てるようになる。
著者の実践、学級通信、子供の日記、父兄からの手紙など、さまざまな資料も掲載。
さらに授業づくりに役立つ「学級経営の月別展開図」も初めて収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
き
18
昨年、自分が「勉強しなきゃ」と思わされたきっかけとなった本を再読。以前読んだ時とは自分自身の感じ方は異なるが、向山氏の教育に対するストイックさを改めて感じた。「自分にできることはまだまだ数え切れないほどある」と思ったので、教育系の本をさらに読み、自分自身の指導の幅を広げていきたい。また、子供一人一人と向き合う努力を続けていきたいと思った。2021/01/02
Yoshiro Sakamoto
0
教育に手品はない。教師の執念と子どもの事実が胸を打つ。2017/04/16
龍馬
0
向山先生の本は、内容が深くとても勉強になる。教育者としての信念を教えていただいた。「一人一人を見る教育」「子どもの可能性を信じる」「子どもを現状を把握し、教育課程を編成する」これらは全て教育界では当たり前に言われていることだが、向山先生と一般論ではその解釈に天と地ほどの差があると感じた。どこまで自分の中のものさしのも目を細かくし、教育を考えることができるかが重要であると思った。向山先生との教育者としての歴然とした差を少しでも埋めることができるよう努力していきたい。2020/05/26
Kei Yamazaki
0
自分が恥ずかしい。こんな心構えで教壇に立っていることを恥じるのだ。この本を読むたびに思う。向山先生は伝説的な先生だ。しかし、それは生まれながらではない。とんでもない修行、それも常人では考えられないような修行をして、なお、高みを追求しているのだ。少しの成功でおごり高ぶる自分の戒めになる。自分のちっぽけさを知る。そして、また這い上がる。2020/03/25