内容説明
まず研究内容に関していうと、学校で取り組んでいる研究を大事にすることだ。
次に、方法に関しては、大作主義で臨むことを私は常とした。
最後に、態度や心構えとしては、志をもち、楽しく取り組むことだ。
それには研究のなかまをつくることがもっとも確かな近道である。
さらに、研究の進め方や追究の仕方などを、実践を通してさらに具体的に論じ
てみた。真に研究に価する成果を教育界に生み出していくために、問題提起と
なれば幸いである。
■解説
教師の世界に本物の学問研究を示した(小野隆行)
日本の教育研究を「科学」にし、エビデンスに基づく世界標準へと発展させるための
歴史的一書 (椿原正和)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
にくきゅー
1
授業研究のテーマを狭くするという提案には大賛成。校内研、アクティブラーニングや活用力など流行に振り回され、なにを研究しているのかが不明確であり、かつ、研究結果が共有されていない。するなら、仮説を立て、きちんと検証をしていく研究をしたい。2018/04/22
Ryo Hashimoto
0
授業の腕を上げるには研究授業など緊張する場面を何度も通る必要がある。2016/02/06
松村 英治
0
向山洋一著書の新版が出てきているので、読んだことのないものを購入して少しずつ読んでいる。タイトルと内容がイマイチ合っていないのはよくあることなので気にしない!内容は、もちろん賛否両論あるだろうが、基本的にはどれも一考の価値は十分にあると思う。2016/01/17
みつ
0
2018年夏読書記録 1 指導要領にあたる。 遊びの体験から本質に迫る。 実態調査を元に、子どもたちは何ができていて、何ができないかを把握する。2018/07/29