内容説明
子供にとって忘れられない教師となる秘訣!
教育実習生としていった際の指導教官が私に、「長い間、附属小の教官をして、何百人という実習生を指導してきた。その中で、子供を惹きつけることにおいては、向山君、君が一番だ」と言った。 子供との付き合い方というのは、「技術」では語れない部分をもっている。
「人・子供との付き合い方」にはやはり原理や原則があるように思えてならない。 本書には、私と子供たちのかかわりの具体的な場面が描かれており、すべて実話である。
(「まえがき」より)
■解説
技術では語れない「付き合う」ということの原理・原則 (甲本卓司)
向山流・長期休業明けの指導を実践しその意図を分析する (戸村隆之)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
松村 英治
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概ね納得できるけど、不得意だから教育できる、というのはどうだろう。自分のできないからできない子供の気持ちが分かる…それは、気持ちがわからないよりはいいだろうけど、気持ちがわかってあげられればそれでいいのか。気持ちがわかってあげられても、できるようにしてあげられなければやっぱりプロではないと思うし、向山洋一は当然指導技術も磨いて、気持ちもわかった上で徹底した指導をしたんだと思う。2016/01/31
Ryo Hashimoto
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権威を立てること、初めにしっかりさせるなど、知って役に立つものがいくつも書かれていた。2015/09/11
田中彰英
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教師として、子どもに誠実であれ。つまり、子どもの「できない」を「できた」に変える技術を持つ。そのために学び続ける者であれ。2023/05/04
田中彰英
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チャレラン、遊びの重要性についての記述。教室でできる遊び。熱中できる遊び。空き缶積み。空き缶家から持ってきてもらうか?5分休憩が長い。やることがなくて遊ぶ。それを注意するのもアホらしい。席でできる遊びはないものか。2023/04/23