内容説明
三歳になった未来に新たな使命が降りかかってきた。お母さん(飼い主)が次々に捨てられた犬たちを預かるボランティアをはじめたのだ。未来は先輩として、預かりっこたちにいろいろなことを教える。それは、かつて未来を助けてくれた麻里子の家でタイソンが教えてくれたことばかりだ。自分がしてもらった恩返しを、今度は自分が誰かにする番がきたのだ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうひ
19
読友のごろうさんおすすめの一冊。保健所に収容されていた犬・未来ちゃんが主人公のお話です。傷ついた犬たちとそれを救おうとする人たちがいて、未来ちゃんのように犬を励ます犬がいる。人間から酷い虐待を受けていたのに、憎むより信じることが大切だと思える未来ちゃんはなんて素晴らしいんだろう。そして心を閉ざした犬たちがもう一度笑えるようになるまで、未来ちゃんは決して諦めないのです。生命力ってこういう力のことを言うんだな、と思いました。2014/09/17
はむちゃん
7
ペット病院にありました。やっぱり今西さんの本は本当の命っていう物を知れるいい本だと思います。2015/08/13
穏やか本好きなったんゆーたん
6
犬ちゃんの本は誰もいなくならないのが好き。悲しいのは嫌い。いい名前をつけてくれる人だなあ2012/03/28
小川欄@宿題テストが…(-_-;)
5
後ろ足を切って右目を傷つけるなんてひどい‼️\\\٩(๑`^´๑)۶////2016/12/01
まさきち
2
元気づけられました。なんで人はこんなにも勝手なことができるんだろう、そしてそんな仕打ちを受けてもなお人を信じてくれる犬達に教わるものがあると気付かされました。2012/09/02