内容説明
「ゆれるシッポの子犬・きらら」と「捨て犬・未来」の初コラボレーションです!今西乃子先生の人気シリーズの主人公「未来」と「子犬のきらら」の出会いから、二匹が仲良しになるまでを描きます。犬同士のコミュニケーション、飼い主との信頼関係の大切さを伝えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パグ犬
41
児童書なので、文字が大きく写真も多い。悲しい体験の後に改めて信頼を築き上げて行くのは大変なことだと思うけど、温かい気持ちは、ちゃんと伝わるものなのですね。犬を飼い始めて、命を育むことの重大さを強く実感させられるようになりました。子供達にも、何らかのメッセージが伝わればいいなと思います。2017/05/11
はむちゃん
17
たくさんの捨て犬を助けていきたい、そんな人が増えたらいいなと思いました。悲しい時も、うれしい時もいつも一緒にいてあげれるのが本当のなかよしなんだと思いました。これからもきららと未来がいつまでも一番の仲良しでいられますように。2015/11/12
杏子
16
西日本読書感想画コンクール指定図書中学年向け。なかよしは、悲しかった時のことを聞いてくれる友だちのこと。そしてなかよしのなかよしはみななかよし、友だちだ。犬たちはそのことを知っている。人間にはそれがわからない。わからないから戦争やけんかをやめられないのだ。動物の保護活動をされている著者の思いがストレートに伝わってきます。本当の友だちとは?あなたの友だちは本当の仲良しでしょうか?いろいろ考えてくれるといいですね。2017/06/05
Maki
7
小3読書感想文用に購入。犬同志の会話で話がすすみます。読みやすいですが、はて?どんな感想をかくのでしょうか?捨て犬に焦点をあてるか?なかよしの友達に焦点をあてるか?我が子は何を感じ取ったのでしょうか( * ˊᵕˋ )2017/08/08
ひなはる
4
小2息子の読書感想文用に購入。祖父母の家で飼う犬を譲渡会で見つけてきた経験のある息子。『捨て犬』という単語にかなり敏感な彼が、読了後にどんな感想を言ってくるか楽しみ。この本は犬側からの視点で書かれているので子どもには理解しやすいのかな。心の汚れた大人が読むと、なんで犬がそんな風に考えてるってわかるのさ!とブツブツ言いたくもなるんですけどね。2017/08/02