内容説明
誕生プレゼントにペットをねだられたお父さんは、捨て犬・未来の命の授業を思い出した。でも、お父さんは犬が苦手! そこで、捨てネコを引き取ることに! そして未来と名づけます!? ペットを飼うことは、家族がひとり増えること。捨てネコをあずかり、はじめてネコを飼う家族と子ネコの様子を『子犬のマーチ』同様、捨て犬未来の目線で描く。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユザキ部長
76
その子の「運」。そして「運」からつながる飼い主との「縁」。いずれにせよ「信じること」が大切。そこかな?2016/08/01
yomineko@猫と共に生きる
37
偶然同じ名前をもつ2匹。捨て犬の未来は前の飼い主に虐待され目をつぶされて足もズタズタに。そして動物”愛護”センターへ連れて行かれ殺処分寸前で助けられた!捨て猫の未来はキャットカフェ近くで保護された。自分勝手な人間たち。「飽きたから」と気軽に捨てに来る。信じられない!でもこの2匹は奇跡的に助かって本当に良かった。明日殺処分になる犬たちの写真、みんな自分の運命を知らず中にはご機嫌ともいえる表情の犬も。哀れ過ぎる。猫はカプセルホテル状の小さい部屋の中に1ひきずつ入れられ処分機で、、、もう悲しくて仕方がない。2019/04/13
たまきら
35
娘さんの今年の調べ学習が猫の里親探し。この本が課題図書にあがっているのを見て胸が熱くなりました。私が子供の頃、保健所は仕事をしているのだから、行政を批判してどうする?というような立場の人が多かった。それが、いまでは行政の人たちも立ち上がっている。犠牲は大きいし、きっと辛いことは続くだろう。けれど、努力している人たちが増えていることが嬉しい。未来を信じ、活動し続けていきたい。2019/08/03
はむちゃん
15
この本で今西さんの本は8冊目。ネコは捕獲はされないけれど、飼い主が自ら持ち込んできたネコが繁殖してネコが多くなるという事が分かりました。犬やネコを捨てるのが1番いけない。でも不妊手術をしないのもよくない。不妊手術を絶対にしてはいけないという訳じゃないけど私は1つ条件があると思います。それは何があっても幸せに育て続けること。捨てるのは簡単だけど、救うのは難しい。だからはじめから責任を持ってペットを飼うと決めてほしい。それでいつかは捨てられる命がなくなりますように。そう願っています。 2015/12/19
ぷりん
9
ペットだから、命が軽いとかそんなことはない。ペットも家族の一員。人間の身勝手な行いに反省。2015/08/04