内容説明
年を取ってからの未来は、体だけではなく、表情にも大きな変化が出てきた。昔は「かわいそうだね」とばかり言われていたのに、年をとってからは「優しい顔をしているね」と言われるようになったのだ。未来の心の傷は、この10数年間で癒えたのだろうか―。未来の心にたりなかったぶん、15年間かけて、何かがその心を補ってきた。それは、きっと人（私）と犬（未来）との信頼関係だと思う―。体のハンディ、心のハンディと上手に付き合い続けた未来の15年間。この年月が、未来の心を優しく強くしたのだろう―。「やさしいお顔だね」は、その表れであり、15年経って飼い主の私が気づいた発見でもある。それは、昨日より今日、今日より明日に輝けるという希望だ。捨て犬・未来、あした輝く―！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆうぴょん
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小４娘。前も読んだみらいちゃんの本。虐待を受け、処分されるかもしれなかった未来は幸せになれた。 捨てるだけでもどうかと思うのに猟奇的な方法でひどい目に合わせるのは理解できないようですが、みらいちゃんがしあわせになれ、長生きできていることにホッとします2021/05/29
