内容説明
陰陽師の大家・椿木家の当主である椿木紅耶から、時町見初と椿木冬緒あてに茶会の招待状が届いた。何か裏があるのではと冬緒は疑うが、冬緒と椿木家の関係を繋ぎなおすチャンスだと、見初はあえてその招待を受けることにする。粗相のないようにと慣れない茶の湯の作法を学び、満を持して茶会に向かう見初。しかしそこにはやはり謀略の影が見え隠れして……? 笑って泣けるあやかしドラマ、第十四弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はにこ
45
雛に閉じ込められた見初。のっけからピンチだったね。その他木の精の話や天女の話。心がじんわりする話だったけど、その後の椿木家の話。何より一番怖いのは人間だね。その後も出てくるんだろうな。二人を放っておいてほしいわ。最後の白玉の家出。可愛すぎた。2024/03/11
はなりん
16
ホテル櫻葉の日常。バス停の木の精霊のお話が優しくて好き。椿木家当主の思惑が不気味で、今後の冬緒と見初の関係に関わってきそう。2023/08/12
霖 - rin -
10
相変わらずチョロい方々が多いなぁ。そんでもって椿家の動きの意図が今回もイマイチ図れず、、、まぁ今回もキツネとタヌキは可愛いし、白玉も可愛かったなぁ。今回の好きな話は天女様かな。2023/07/08
みどり
7
ちょっと飽きてきて、中だるみしている気がする。 ラストに若干不穏な空気はある。2023/06/16
あずとも
5
様々な出来事がホテル関係者に起こる話はそれぞれ面白く楽しく読めるけれど陰陽師の大家・椿木家との絡みが少しはあるけれどほぼ進展がない感じ。そろそろ何か動きがあって欲しいかも。2023/06/18