内容説明
神様や妖怪をゲストとして迎える出雲のお化けホテルに就職した時町見初。季節は春。見初がホテルにやってきてから、ちょうど一年。それを祝おうと、先輩の櫻葉永遠子が発起人となり、お花見が開催されることとなった。しかも、ただのお花見ではなく、桜の妖精であふれる特別な場所で開かれるようで――。1~2巻ともに重版出来が続く、笑って泣けるあやかしドラマ。見初に関係する四季神家の謎も明かされる、待望の第三弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
SJW
163
シリーズ第3弾。時町見初が就活に失敗して、出雲のお化けホテル「櫻葉」に勤め始めてから早1年。今回は4つの短編で構成されていて、相変わらず不思議な神様や妖怪が現れて事件を起こしていく。内容はコミックレベルのラノベだが、出てくる妖怪キャラクターが可愛いかったり面白い。4つめのエピソードでは見初の家系が陰陽師と関わりがあることが明かになる。2018/09/11
ami*15
53
見初がホテル櫻葉で働くようになってから1年が経ちましたが、1巻と比べると彼女の妖怪や神様との付き合い方が大分変わってきている印象を受けたし、仲間たちが見初のことを認めているところを見ていると読んでいる側としてもなんだか嬉しくなりました。いつもの妖怪、神様たちとの関係を描いたエピソードに加えて四季神家のことについても少しずつふれていましたが、正直今作だけではいまいちこの件に関しての謎がわかりにくかったです。むしろアイドルのDVDのくだりの方が残るものがある(^^;;それにしても今回も白玉が可愛い。2018/08/21
坂城 弥生
37
見初の家のことが明らかに。2023/10/26
一華
37
三作目…いよいよ、見初の持つ力のこと、四季神家のこと、椿木家との因縁…が明らかになりつつも、柳村さんと緋菊さんの怪しげな動向…どういう展開になっていくのか楽しみ。冬緒の想いの一方通行も相変わらずですしね。四季神家・「四華」の櫻葉家、椿木家、十塚家…次巻は残されたもうひとつかな?2019/03/15
はな
37
図書館本。ようやく見初の秘密も分かってきた1冊。なかなかの鈍感さ具合には冬緒が可哀想。一年が過ぎて、お客様からも可愛がられて本人は順風満帆。家の謎もラブもうまくいくといいなぁ。2018/05/26




