内容説明
アニメの原作・脚本・監督を手がける磯光雄が信頼を寄せる脚本家・宮村優子が、2人の少女の葛藤と友情、仲間たちとの絆を細やかに描いたジュヴナイル小説第12巻。
子供たちの間でウェラブルコンピュータ“電脳メガネ”が大流行している、202X年。
フシギ都市・大黒市。ヤサコとイサコを中心とした子どもたちが、“電脳メガネ”最後の一年を悔いなく生きようと冒険を繰り広げる。
“電脳メガネ”を永遠にしようと考える者らによってメガシ屋が襲撃される。その背後にイサコの存在を確信したヤサコは、イサコとの最後のメガネの戦いを決心する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hoguru
3
息子11歳1人読み2022/02/03
でんすけ
2
メガシ屋、バス墓場、渡り廊下。物語の舞台は始まりの場所に戻ってくる。子供っぽいイタズラ心にみちた、無邪気な、最初の電脳戦に。京子の能力が周りに知られてしまう。梶信彦は未だ何を企んでいるかはわからない。わからないまま、2人は2人の関係に決着をつける。あとちょっと。2024/03/01
ひろえいおう
2
毎回楽しみに読んでいましたが、終わってしまった。もう一度いっきに再読してみたい。 小学6年生・・・子供から大人になるお年頃、息子が6年生なので、この本の子供たちの様に思いっきり冒険してほしい。2011/05/07
kasai
2
初期頃のような空気を醸しつつ、あの頃とは明確に違うみんなの立ち位置が少し寂しい感じがした。そしてヤサコとイサコの避けられない戦いというか、あえてぶつかることしかできない二人がとても愛しかった。残すは1冊、この世界がどうなるか楽しみにしています。2010/08/31
Miki Shimizu
1
図書館本。黄色いリボンのショートカットがヤサコかなー。なんか、小学生が暴徒化して、電脳グッズやさんを襲撃しまくるとか、怖すぎる。これ、ちょっと悪ふざけじゃなくて、刑事事件ですやん。2018/09/30