内容説明
アニメの原作・脚本・監督を手がける磯光雄が信頼を寄せる脚本家・宮村優子が、2人の少女の出会いと友情、仲間との絆を細やかに描いたジュヴナイル小説第4巻。
今より少しだけ未来の202X年――。子供たちの間でウェラブルコンピュータ“電脳メガネ”が大流行していた。このメガネをかけると、街のどこからでもインターネットに接続して、必殺技を手に入れたり電脳ペットを飼ったり…とびきり刺激的な秘密の遊びができるのだ。
空間が壊れやすく妙なことがたくさん起こるフシギ都市・大黒市で、ヤサコやイサコ、その仲間たちによる“電脳メガネ”の秘密をめぐるひと夏の冒険がはじまる。
夏合宿を楽しむ真夜中の学校で、果たし合いを決行するダイチ率いる<大黒黒客>と、ヤサコ・フミエら<コイル電脳探偵局>。ただの電脳肝試し対決のはずが、思わぬ事故のせいで、それは小学校中を巻き込む大騒動となって……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
温
3
都市伝説としてのミチコさんの話が、怖すぎます…。次の展開はどうなるのだろうとわくわくしながら、一気読みしました。「誰もサッチーのことを愛さない」とタマコが思うシーンでは、きゅんと切なくなりました。私は好きだよ、サッチー。よしよし。2013/01/27
tubox
3
マイコ先生がとてもいい。「だから、転ばないと」 …そしてマリリンマリーンとは何者なんだろう。2011/01/19
たけぽん
3
アニメではかなり脇役だったガチャギリ、ナメッチにも存在感が出ていて良い。夏休み・合宿・夜の校舎・肝試しという普遍的な舞台でこの物語でしか読めないだろう核心部分が見え始める。2010/03/04
hoguru
2
息子11歳1人読み
まつだ
2
「冒険なんかじゃぼくたちは変わらない」2016/07/05