文春e-book<br> 三国志名臣列伝 蜀篇

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文春e-book
三国志名臣列伝 蜀篇

  • 著者名:宮城谷昌光【著】
  • 価格 ¥1,800(本体¥1,637)
  • 文藝春秋(2023/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784163916613

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内容説明

関羽、張飛、諸葛亮、趙雲……。

「めずらしいほど無垢な人」と部下に慕われた劉備に、
どこまでもついていった男たちの純情と覚悟! 
いまも愛される英雄たちの挽歌。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

旅するランナー

196
関羽·張飛·諸葛亮·趙雲·李恢·王平·費禕。名臣たちが劉備玄徳に出会う経緯からその死まで。各々による劉備評が面白い。危地に陥ると、妻子をほったらかしてスタコラサッサ~と逃げるのに、徳があり適材適所に人を登用する人物だったようです。書物としては全体的に淡々としてますが、三国志ファンには重々楽しめる内容です。僕の推しメンは趙雲なんですけど、この本を読んで、更に推し度が高まりました。2023/10/17

Die-Go

58
図書館本。三国志の中でも主役級の扱いを受ける蜀の名臣を取り上げる。関羽、張飛辺りは有名な話が多いが、諸葛亮や趙雲の話は知らないことが多かった。少しダイジェスト気味になってしまったのは残念だが、読みごたえはあり!★★★★☆2023/03/07

R

49
関羽、張飛、趙雲、諸葛亮といったメインどころから、費緯等劉備死後の忠臣も扱って、短編集なのに全体で蜀史そのものを描いているようですごく面白かった。張飛の扱いがよくて、いわゆる可愛い三男坊のそれではなく、ちゃんと将軍として成長していく様が描かれていて気持ちよく読めた、それでいて悲しい最期というのがいかにも蜀だわ。王平と魏延の話なども面白いのだが、趙雲と孔明があまり仲良くないという描き方が、個人的には新鮮だった。実際年齢的にはそうかもなと思うのである。2024/03/21

39
魏篇に続きえらく高い。関羽、張飛、孔明など有名どころばかりで新たに得られるものがあるのかと思ったが杞憂だった。さすが宮城谷先生である。後漢、魏篇と異なり、蜀は劉備や孔明の行動と切り離せずどうしても重複する部分が多くなるが、荊州に切り離されて生まれた関羽の悲劇。張飛の容貌を気にする先生。豹頭、まるい眼、虎ヒゲとあると劉禅の皇后になった娘二人の容貌も父似ではと思ってしまうが、先生は皇后になるほどの娘の父だからと、あるエピソードを添えて逆の話をされる。眉目秀麗な張飛というのも想像しづらいが(笑)2023/08/05

まえぞう

33
蜀ですから関羽と張飛、孔明、それと趙雲はわかります。それ以外となると、う~ん。私としてはやはり姜維は入れて欲しかったです。あとは、変わったところで魏延ですかね。こうしてみると、魏と比べて人材の薄さが実感されます。2023/03/16

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