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内容説明
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第3巻 平城京と政争の時代
国家の仕組みを整えた日本。しかし、皇位継承をめぐる争いが立て続けに起きて……?
第1章 平城京への道
第2章 聖武天皇と藤原氏
第3章 藤原仲麻呂の時代
第4章 平城京から新たな都へ
全20巻の新シリーズ、第3巻では、奈良時代の日本を取り扱います。藤原不比等の活躍や、藤原4兄弟と長屋王の争い、鎮護国家を願った聖武天皇の大仏造立、藤原仲麻呂(恵美押勝)をめぐる権力争いなどを中心に、古都・奈良の姿が描かれます。
この巻の監修は、東京大学名誉教授の佐藤信先生。
(底本 2022年12月発売作品)
作画は、1巻2巻に引き続き、よはきて・エウ氏が担当。奈良の都・平城京を舞台に、当時の人びとの暮らしや風景をソフトなタッチで描いています。
※この作品はカラーが含まれます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
イカまりこ
7
なんで天皇になると都移したくなるんだろ。今までのじゃダメだって理屈も分からなくはないけど、だったら最初からちゃんと作れよと思うし、民衆の負担は相当のものだっただろう。藤原氏の中での権力争いがじわじわ起こってるのかな。独裁しちゃ反感かうよ~、と光る君への道隆がよぎる。女性天皇と仏教の僧、道鏡の間に信心以外の何かがあったのかなかったのか、イケメン坊主のイラストに邪推してしまったw2024/04/19
kira
3
ようやく大仏造立…。長い…。歴史の教科書だと、大化の改新があって大仏造って…があっという間にすぎていくのに、その過程がしっかり描かれていて、天皇家の嫡流など事細かに描かれていて、一部?となるところはあったけれど、深く読み込める。2023/04/24
はる
1
奈良時代の権力はなかなか分かりにくい。2023/02/09
元老院議員
0
藤原不比等が長屋王とも協調関係を築いていたとか、聖武の遷都事業からは唐の長安・洛陽・太原の三都制の影響が伺えるとか、近年のトレンドをきっちり取り込んでて実に勉強になると思います。あと道鏡が野心的ながらも落ち着いた雰囲気の男前で、生臭感が全くないのも近年の研究動向に沿ってるのかどうなのかw2024/02/05