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内容説明
★主義や国境に縛られない世界を、いつか!
時は1963年。
冷戦最前線の列島となった日本は東西に分断され、
東京の街もまた「ベルリンの壁」さながらの壁により
2つに分断されている。
そんな東京の東側、東トウキョウで
“脱出請負人”として生きる杉浦エミーリャは、
様々な人生と交錯しながら生きる。
アメリカに亡命し、世界初の実用的回転翼機の
開発に成功した“ヘリコプターの父”シコルスキ-。
工学と生化学の博士にして、整形外科医。
想像を上回るテクノロジーを生み出す天才亡命者・ポポフ。
かのスターリンからも表彰をされた
“機械式テレビ”のソ連邦随一の研究者・ナザロフ。
そして、大戦中にソ連のために大きな働きを
したことで知られる希代のドイツ人スパイ・ゾルゲ。
歴史に名を刻んだ人物が、歴史に名は残していないけど
東西冷戦の時代を生きていたかもしれない人物が、
物語の中で躍動する仮想戦後活劇 第7巻!
ポップグループ・TWEEDEESとの音楽×漫画の
三度のコラボレーションを記念した行われた
スペシャル座談会の模様を巻末に特別収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
blackstone
26
だんだん話のスケールが大きくなってきたなぁ~(大抵の作品がそうなりがちだけど)。 父が天才科学者、兄は天才狙撃手、弟はまさかの○○!腹違いの3兄弟とはいえ、エミーリャは(遺伝的に頭脳・身体能力とも高いんだろうけど)普通の女性なんだし、東側からの脱国請負人なんだから、目立たず地味な活動に終止して欲しかったなぁ(そういう作品が少ないから)。まぁ、それだと派手さの無い作品になるけどね。本巻では以前のワ○ダ○ウ○マンもどきよりも更に雑な…。w あと、アノ身代わりは幾らなんでも、あの年代の技術水準ではムリでしょ!w2023/09/08
Ex libris 毒餃子
9
ヘリコプターといいソ連の飛行技術は素晴らしい。ノスタルジック爺さんの話もロシア民謡のようで良かった。2022/09/15
電羊齋
4
「昼食は売り切れ!」がさらにアクロバティックになっているw。シコルスキー、ゾルゲが絡んだエピソードも面白かった。とある場所での大立ち回りも面白いw2022/09/20
YS-56
4
想いが力になる。そんな報酬のために頑張ってみるのも悪くない筈。2022/09/13
Hiroki Nishizumi
3
ちょっと話にバイアスがかかりすぎてきたかな2023/02/20