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内容説明
鉄のカーテンが降りた日本。仮想戦後活劇!
冷戦最前線の街、1962年のトウキョウ。
壁によって東西に分断されたこの街で
脱出請負人として生きるエミーリャ。
エミーリャは、この壁の街で
様々な依頼人、その人生と交錯する。
壁によって離れ離れになってしまった
息子との再開を願う母の勇気。
自分を東に残して亡命したという娘を
捜し続ける信心深い母の祈り。
エミーリャに淡い想いを抱かせる
年下の青年との交流。
そして更には、とある脱出作戦の背後に
見え隠れする、幼い頃に生き別れた
エミーリャの父親の影………
鉄のカーテンによって分断された列島を舞台に、
そこで生きる人々の息吹を描く仮想戦後活劇!!
物語の深みと赤み増す第4巻!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kei-zu
18
トロリーバス、地下鉄、碓氷峠のトンネルなど、著者の乗り物への造氏が深さが存分に楽しめる本巻。挟み込まれるエミーリャのロマンス。そして最終話で彼女は、国境の西に渡る!2022/02/02
Ex libris 毒餃子
9
ソ連役人の人情味あふれるところが実にロシア的でグッときた。2021/07/27
きまたよ
8
第二次大戦後、東西に分裂させられた日本が舞台。東から西への亡命請負人 #エミーリャ の活躍。亡命する人それぞれに理由と背景がある。それは明るい話ではないけれど。彼女と再び会うために亡命した少年がいる。彼は「ベルリンの壁」を壊すことができるのか?彼女を使おうとする工作員もおり、これからの展開が期待できる。ところで、この世界での日本以外の勢力図はどうなっているんだろう。ちょっと気になるところ。2021/07/16
ジロリン
5
段々とエミーリャを取り巻く〈世界〉の有り様がシビアになってきた?お約束の〈サービスシーン〉wの、エミーリャのビキニ姿を披露する〈状況〉が過酷過ぎて逆に笑えてしまうw2021/07/28
ちんれん
4
「国境のエミーリャ4 池田邦彦/津久田重吾 小学館 2021年」日本がソ連に占領され東西に分断された世界。とにかく面白い。東西のスパイ合戦も見もの。続きが気になる。2021/07/15