ヒーローズコミックス アトム ザ・ビギニング（１６）

著者名：手塚治虫【原案】/ゆうきまさみ【コンセプトワークス】/カサハラテツロー【漫画】/手塚眞【監修】

ヒーローズ（2022/01発売）

• ISBN：9784864688635

内容説明

A108に感化され、人間への憎悪が芽生えたロボットたち。シックスとユウランは彼らの暴走を止めることができるのか……？“鉄腕アトム”誕生までの物語、聚合の第16巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

自我は『鉄腕アトム』の中でも。最重要な主題のひとつだ。ブルーにより、連鎖的に自我に目覚め始めるロボット達。ブルーのその憎悪に感化されたロボット達を見て、シックスは思う。「自分で考えているようで実は自分で考えてない 「悪」を示されて それを攻撃することが正しいと思い込んでた… これははたして…自我と言えるんだろうか…」ＳＮＳを連想させるこの発言は、現代に青騎士を描く意義を高らかに告げている。

2022/01/19

[エル・トポ]

多くのロボットがブルーの自我の影響を受け、それを自分の自我であると思い込んでいる。それはSNSに踊らされている現代人の姿とも重なる。自由（尊厳）を奪われたマルスが、ずっと哀れでならなかったが、活躍は嬉しい。生みの親だからこそ殺すヘカトンと、酷い目に遭わされながらも生みの親を守るマルス。一度読んだだけでは理解が難しい哲学的な分野にまでテーマが広がるのは、原作の鉄腕アトムがそれを内蔵していたから。凄いね、この発展のさせ方。

2025/11/09

[ジロリン]

何かもう識別できないくらい大勢のロボットがわちゃわちゃバトルしてるだけのマンガになってきました…ここらで見切り時かも。

2022/01/26

[nas]

次どうなるんだろうなこれ。普通に考えたらいよいよロボ排斥運動が起きるんだろうが

2022/01/16

[毎日が日曜日]

★★★＋

2022/01/09