内容説明
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マーブル仮面スヌーピー、ルーシーと腕ずもう対決。チェシャビーグルのわざも披露。スヌーピーの最初の飼い主が判明。フランクリン登場。序:ジョン・ウォーターズ、月報10-1:北村紗衣
2019年から2020年まで刊行された『完全版ピーナッツ全集』を余すところなく電子書籍化。カバー・帯・表紙から月報まで、刊行時のままに資料編として巻末に収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
74
ピーナッツがスタートして、17、8年経った頃の作品だ。絵のタッチがやはり少しずつ変わってきたのが分かる。スヌーピーとルーシーの腕相撲やライナスがテーブルで頭をぶつけた時の描写の激しいこと。わりと静かな印象のあるピーナッツで珍しいなと思った。また、この巻では、黒人のキャラクターであるフランクリンが登場するし、スヌーピーの誕生日が8月10日であることもわかる。スヌーピーの生い立ちまで、少しずつわかってくる。こうやって年代順に読んでいると、変わらないようでいて変わっていくピーナッツが見られて面白い。2021/08/16
風に吹かれて
21
1967年~1968年の731編収録。 1968年4月4日、黒人解放運動指導者マーティン・ルーサー・キング牧師暗殺。7月、アフリカ系アメリカ人フランクリン初登場。南部の新聞社から苦情があったとのことだが、“PEANUTS”は様々な視点から注目されていたのだろうと思う。 本巻で一人の歌手を知る。チャーリー・ブラウンが写真をスヌーピーの家の壁に掛けると、スヌーピーはニッコリ。TINY TIM(1932~96)という歌手の写真。YouTubeで一曲拝聴。ウクレレを弾きながらファルセットで歌う。 →2022/06/10
ぐうぐう
18
1967年からの2年間を収録した全集9巻。今巻の読みどころは、ライナスがルーシーに毛布を取り上げられ、なんと2週間も毛布レスの生活を強いられること……ではなく、なんと言ってもフランクリン初登場だろう。当時、コミックの世界に黒人のキャラクターを登場させることは勇気と覚悟のいる行為だった。キング牧師暗殺の年、一人の読者からの手紙をきっかけにシュルツはフランクリンを創造し、作中に登場させる。そこに至るまでが簡単ではなかったように、登場後もすんなりとはいかなかった。(つづく)2020/11/06
りえこ
11
フランクリンの登場。2021/03/31
言いたい放題
1
P183まで読了。返却期限が迫ったため。また借りる。2024/09/13