内容説明
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普通の子犬のスヌーピー、幼いチャーリー・ブラウンやルーシー、ライナス、シュローダーたち連載初期の愛らしさ。ピッグペン登場。序:ウォルター・クロンカイト、月報8-1:うつみ宮土理
2019年から2020年まで刊行された『完全版ピーナッツ全集』を余すところなく電子書籍化。カバー・帯・表紙から月報まで、刊行時のままに資料編として巻末に収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
71
1953年から1954年の作品を集めた第2巻。たっぷり楽しめる。宇宙戦争ごっこをしていたり、立体映画が話に出てきたりする。ちょうどこの頃、映画「宇宙戦争」も公開され、アメリカでは立体映画がブームになってたんだな。そんな時代性を見つけるのも楽しい。「水爆」ごっこはいただけないが。ほこりまみれのピッグペンも、この巻から登場する。2021/04/13
ぐうぐう
23
最初期ならではの驚きがまだ続く第2巻。大人が登場しないことで有名な『ピーナッツ』も、試行錯誤のこの時期には、稀なケースではあるものの大人の姿がさらりと描かれていたりする。そんな中、徐々にそれぞれの個性が決まりつつある過程も楽しめる。ライナスが安心毛布を握りしめるのも、この巻が最初。でもルーシーは安心毛布にまだ肯定的だ。なぜならこの時期、ライナスは乳幼児なのだから。(つづく)2020/08/07
Book Lover Mr.Garakuta
17
スヌーピーに、人格ならぬ犬格🐶が出てきた。悪戯っ子たち方々喧々なるドタバタコメディが売りの漫画。其々個性豊かな登場人物達に心踊る。当時のアメリカの社会風刺がよく分かる。現代人にレコード[蓄音器]の話しても分からないと思うよ。2020/09/27
風に吹かれて
16
任意のページを開いて読んでみる。面白いと思えない。英文多読のひとつとして1ページから読んでみる。意味が取りづらいセリフは枠外の谷川俊太郎訳に助けられながら。本書収録作品730編。 子どもたちの言動や性格、彼らが日々送っている世界を知るにつれて、面白くなってくる。チャーリー・ブラウンだから、ルーニーだから、ライナスだから…(略)…スヌーピーだから、その一言、その動きが楽しいのだ。⇒2021/08/17
∃.狂茶党
12
良きアメリカを描いていると思う。 それは多分人工的ではあるんだけど、作者の分身であるチャーリー・ブラウンをはじめ、登場人物たちが、生きていることによって、理想化のわざとらしさは薄まる。 連作のルーシーのゴルフトーナメントでは、この漫画には珍しく大人の姿が描かれる。 慎重に大人が排除されてきたからこそ、このコマはきわめて異様に映る。 子供しかいない世界。 その異様さは普段全く意識されない。 明確なメロディーがない、もしくは認識が難しいノイズを、画像化するってのは、図形楽譜の逆みたいでおもしろい。 2023/05/20
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