内容説明
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スヌーピー、学校の授業に参加。チャーリー・ブラウンとサリー、聖書学級の先生に。序:トム・トゥモロー、月報11-1:ウンベルト・エーコ「チャーリー・ブラウンの世界」上
2019年から2020年まで刊行された『完全版ピーナッツ全集』を余すところなく電子書籍化。カバー・帯・表紙から月報まで、刊行時のままに資料編として巻末に収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
76
前巻では、ペギー・ジーンといい感じになっていたチャーリー・ブラウンだが、今巻では、あっさり別れてしまい、やはり赤毛の女の子のことを想ってる。ペギー・ジーンのことを「誰それ?」なんて、薄情だなぁ。また、コマ割りの変化は、この数年前から始まったが、日曜版にも大胆なコマ割りが見られる。画面を大きく使って、葛飾北斎のような波がゴルフ場に現れたり、スヌーピーの親戚友人が大勢ギャラリーに集まってたり。イラストっぽい魅力だ。今巻で気に入ったセリフ「読書っていうのは冒険の一種なんだ…読むのは新しい場所への旅だ…」2022/02/15
ぐうぐう
25
1991年から1992年の連載分を収録した全集21巻。帯にある通り、シュルツのまさしく円熟期としての作品を堪能できる。それはコマ割りからでも明らかだ。4コマがベースだったものが、3コマや2コマ、あるいは5コマにと、自由自在にスタイルを変化させている。中には1コマの作品もあり、それはキャラが立っているから可能という言い方もできるが、何よりシュルツの漫画家として力量ゆえだ。今巻で好きなエピソード。チャーリー・ブラウン「読書っていうのは、冒険の一種なんだ… 読むのは新しい場所への旅だ…」(つづく)2020/11/25
りえこ
9
安定感のある巻でした。ピーナッツの世界観のまま、新しい感じはあまりないけどじわじわ面白さがくる。ずっと読んでいたいです。2021/09/03