HJ文庫<br> 精霊幻想記 20.彼女の聖戦

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HJ文庫
精霊幻想記 20.彼女の聖戦

  • ISBN:9784798625522

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内容説明

聖女エリカとの死闘を満身創痍で征し、リーゼロッテらを連れてガルアーク王国で待つ大切な人たちのもとへと帰還したリオ。
破壊の化身である大地の獣の存在や屋敷の襲撃事件など危機感の募る状況が続く中、リオはフランソワ国王から直々に勇者である沙月の能力調査と戦闘指南を任されることに!
一方、水面下で侵攻を企てる聖女が次の標的に選んだのは……
「これは、私の聖戦よ! 私を止める権利は、貴方にはない!」
怒り、悲しみ、絶望の果てで――《聖女編》最高潮!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

58
電子書籍にて読了。聖女が婚約者の命を奪われた背景が酷過ぎたり(やはり同情心が)、リーゼロッテが未だ自覚してなかったり(外伝にいた前世関係者って伏線?)、ドヤ顔セリア先生が可愛かったり(リオ過保護)、あからさまな敵役貴族が横槍入れて来たり(あっさり領地侵略される以外もあれだし)、勇者の謎と異質さが深まったり・・・が吹っ飛んでしまう伏線回収にともなう謎と聖女へのわずかな救いと新たな絶望に頭が大混乱。え、どういうことよ(白目)。16巻や17巻で色々日常掘り下げたのってこのための布石なん!?なんなのこれ・・・。2022/07/29

よっち

33
聖女エリカとの死闘を満身創痍で制し、リーゼロッテたちとガルアーク王国へと帰還したリオ。危機感の募る状況が続く中、リオがフランソワ国王から直々に勇者・沙月の能力調査と戦闘指南を任される第二十弾。情報共有が進む中で始まったリオと沙月の戦闘指南を巡るあれこれ。そして死んだと思われていた聖女の過去と再侵攻。強敵を相手に戦う中で垣間見えたリオやアイシア、美春たちの自身も知らなかった背景は気になるところですが、死力を尽くした激闘の末に思ってもみなかった結末が待っていたりで、これは続きが早く読みたいところではあります。2021/08/31

オセロ

30
聖女を名乗る勇者エリカに誘拐されたリーゼロッテを無事に保護したリオは王命で、勇者の可能性を探る為に沙月の指南役に就くことに。リオの指導のおかげもあって、少しずつではあるものの実力を伸ばしていく沙月。そんな時に起きたエリカによるガルアーク王国襲撃。神獣と共に攻め込むエリカに苦戦するリオ達だったが、エリカと神獣、そしてリオとアイシアに起きた変化により戦いは思わぬ結果に終わりましたけど、美春が召喚された意味とは、勇者と精霊とは何なのか続きが楽しみです。2022/11/21

げんごろう

14
聖女編完結。そして物語にとっても大きなターニングポイントとなるであろう今巻。 これまでなんとなくで片付けていた不明点をより具体的に突きつけられ、明かされた新事実の連続に頭が混乱気味です。 特にラストが衝撃的すぎて…。 これどうなっちゃうの? 次巻が待ち遠しいです。2021/10/12

シャルシェ

7
面白かった。あまり思ってなかった展開になりそうで今後も楽しみに。敵が出て退けてばかりでなく新しい要素が出てきたので、今後世界の核心に迫っていくのが楽しみ。2022/01/02

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