内容説明
運命的な再会を経て保護した美春たちの身の安全を考え、精霊の里への引越しを決めたリオ。ラティーファたちの全面協力もあり、美春たちは急速に里へと馴染んでいく。賑やかな日々が続く中、リオは学院時代の恩師であるセリアに会うため、四年ぶりにベルトラム王国へと足を踏み入れる。だが、そこでリオはセリアと王国の大貴族との政略結婚が迫っていることを初めて知って――。「……じゃあ、リオが私を貰ってくれる？」悲しげに微笑むセリアを、リオは救い出すことが出来るのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
41
満を辞してのセリア先生回となる第五弾。政略結婚の犠牲となるセリア先生を救うべく、リオが颯爽と現れる話。表紙が全てを物語っとる。これまで出てきたヒロインたちは確かにみんな可愛いけど、ファーストヒロインセリア先生の正妻力にはやっぱり敵いませんね。花嫁衣装 お姫様抱っこで表紙を飾るとかもう無敵でしょ。リオが公衆の面前でセリア先生をかっさらうシーンはカッコいい上に、セリア先生も幸せそうでとてもいい感じでした。小物っぽい勇者も出てきたけど、これからどう絡むのかな。今後が気になるし次巻も期待してます。2017/02/13
雪紫
40
電子書籍にて読了。「学院講師セリア＝クレール。出番は少なめながら、アニメ視聴者に多大なセリア先生ロスを引き起こした恐るべきヒロイン（ナプタくん構文使いたかっただけです）」。よっしゃ、リオ、良くやった！と言いたくなる表紙すら隠す気ゼロなセリア先生政略結婚阻止回。リオへの恋を自覚した上での再会や当日の対面に悶るしかない。2人が尊い。とりあえずこの表紙イラストなんでリオとセリア先生の結婚式じゃないんでしょうね・・・ホントに。2021/08/31
オセロ
32
セリア先生の望まぬ政略結婚を強いられたセリア先生をリオが助ける話がメインの物語でしたが、リオが慣れない悪役を演じてるのが面白かったですね。それにしてもセリア先生の「私を攫って」の台詞とあの挿絵の破壊力は凄まじい笑 個人的にはそろそろリオのライバルになるようなキャラが出てきて欲しいところです。2022/10/13
よっち
32
運命的な再会を経て保護した美春たちの身の安全を考え、精霊の里への引越しを決めたリオ。そんな彼が四年ぶりにベルトラム王国へと足を踏み入れ、学院時代の恩師であるセリア先生の政略結婚を初めて知る第五弾。美春たちは里に馴染んでいってとりあえず一安心というところでしたけど、セリア先生の望まぬ政略結婚が既成事実になる前にリオと再会できて不幸中の幸いだったというか…公衆の面前で花嫁姿のセリア先生をかっさらうシーンはとてもカッコ良くて、彼女も幸せそうで良かったなと。美春もそうですがセリア先生には幸せになって欲しいですね。2016/08/30
たけ
31
★★★★★ 美春たちの身の安全のため、精霊の里への引っ越しを決めたリオ。里の民に歓迎され穏やかな日々が続く中、リオは学院時代の恩師であるセリアに会うため、4年ぶりにベルドラム王国に向かう。しかし、セリアは大貴族との政略結婚を強いられていて...「じゃあ、リオが私を貰ってくれる？」リオはセリアを助けるため、国を相手に勝負をかける。〉今巻はリオ君vs国ということで、大規模な戦闘が魅力的な巻でした。王国最強の戦士や各国が保有する勇者たちも着々と登場してきました。今巻は途中で戦闘が終わってしまいましたが、→2019/08/01
