HJ文庫<br> 精霊幻想記 15.勇者の狂想曲

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HJ文庫
精霊幻想記 15.勇者の狂想曲

  • ISBN:9784798620589

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内容説明

――かくして、積年の復讐は果たされた。ルシウスを自らの手で屠ったリオは、誘拐されていた王女姉妹の保護を決めるが、そこに待ったを掛ける人物が一人。「俺はそこの王女二人よりも貴公が欲しい」意外な人物による勧誘に対して、リオが下した決断とは? 一方、婚約者であるフローラが消息を絶ったことで、勇者坂田は以前から気に入っていたリーゼロッテを自らの第三夫人にと望み、結果として国を巻き込んだ見合いの席が設けられることに――!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雪紫

54
電子書籍にて読了。リオの敵討ちの後始末及び新たな火種の兆しの巻。フローラ王女がリオと偽りなく接することが出来て幸せな反面、順調にクリスティーナがリオに惹かれつつあるようで・・・(別の意味で茨の道だわ)。自己中な想いの2人の勇者がある意味大迷惑な大騒ぎ。まあ、結果は予想通り過ぎだが・・・今までが今までだけにそりゃそうだ。むしろ悪化の予感しかしない。2022/04/19

よっち

37
果たされたリオの積年の復讐。一方、婚約者であるフローラが消息を絶った勇者坂田はリーゼロッテを自らの第三夫人にと望み、結果として国を巻き込んだ見合いの席が設けられる第十五弾。誘拐されていた王女姉妹の保護を決めたリオに持ちかけられた意外な勧誘。リーゼロッテの思わぬ窮地と、王女姉妹失踪から始まった急展開でしたけど、リーゼロッテの毅然とした態度が効いてましたね(苦笑)シルヴィや蓮司の今後も気になるところですが、苦い思いを抱く坂田の決断もあって、予告を見るとリオを巡る状況もまたここから大きく動きそうで楽しみです。 2019/11/28

オセロ

35
ルシウスへの復讐を為し遂げたリオは誘拐されてきたクリスティーナ達をガルアーク王国へと護送ことに。道中レイスの嫌がらせや思わぬ敵の襲撃に合いながらも着実に近づいていくリオ達。その一方で、勇者・坂田とリーゼロッテの政略結婚の為のお見合いの結果は予想通りでしたが、ここまできたら坂田くんには落ちるところまで落ちてほしいものです(ゲス顔)2022/11/14

たけ

35
★★★★★ 復讐を果たしたリオは王女姉妹を保護し、王国へ帰国しようとするも...。一方、勇者坂田は以前から気に入っていたリーゼロッテとのお見合いをする第15巻。今巻も戦闘シーンでめっちゃ興奮しました。やっぱり異世界無双系はこうでなくては!坂田は今巻もザマァ(定期)。そんなこんなで、当初の目的であった復讐も終わり、今後話がどう展開するのか気になるところ。あと、前巻でルシウスに敗れてしまった蓮司の成長も楽しみ!次巻はサブタイトルが「騎士の休日」とのことで、日常回がメインになるのかな。2020/01/05

まっさん

27
★★★★ 今巻は前巻で一区切りついた物語の新章を始めるためのプロローグ的な立ち位置の話。ハルトがこれから何を目的にして生きていくか、新たな敵、恒例の噛ませ犬勇者・坂田の小話など、新章の下地を整えてる印象を受ける。ハルトの目的に関してはこれまでもちょくちょく言及されていたことだったので特に意外性があった訳でもなかったが、これまでの彼の生き方に比べて孤独で寂しい道を進まないことが分かっただけでも満足である。敵対勢力に関しては次にどこが出張ってくるのかと考えてはいたが、まさかの小国・ルビア帝国。事情が事情な→2020/04/04

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