内容説明
ルビア王国での予期せぬ強襲から離脱し、無事にベルトラム王女姉妹をガルアーク王国城へと送り届けたリオ。一連の不穏な動きについて国家間での情報共有が進む中、リオは度重なる功績の褒賞として、ガルアーク王城内にある屋敷を下賜されることに！ さらに好意を隠そうとしないガルアークの王女シャルロットが、リオに猛烈なアプローチを仕掛け――「二人はハルト様と婚姻を結ぶ気はありますか？」死闘を終えた騎士の休日に、少女たちの恋心が大きく揺れ動く！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
47
電子書籍にて読了。「アイシアの援護差し引いてもセリア先生とみーちゃんしか進展してない気が（次点ラティーファ・・・でいいのか？）。相手悪過ぎる。」両親の敵討ちを終えたリオ。しかしその過程で得（てしまっ）た功績とヒロイン達の恋心は彼を逃しはしなかった。この世界での政略結婚や一夫多妻のメリットが語られ、包囲網が着々と。何この恋愛問題決着したら確実に関係こじれる奴・・・。一夫多妻認めさせるという希望をちらつかせれてるし。実際描写や恋心の細かさが丁寧で応援したくなるヒロイン多いのは長所なんだけど、やり過ぎた感が。2022/04/28
こも 零細企業営業
38
箸休めって感じの巻だった。戦闘は訓練程度でしか行なっておらず、今まで出て来たキャラクター達の立ち位置を再確認してるいる。主人公が遠く離れた国の王族だと言うことも極一部の人達に公開され、前世の幼馴染みに再開を改めて言うなど、片手落ちになってた処をカバーした印象。2020/04/02
オセロ
34
日常編というよりはリオを巡る女性陣の戦いを描いた今巻。 本心が見えシャルロット王女、まんざらでもない様子の沙月、気持ちと行動がなかなか一致しない美春。その中でも一歩リードしたのはリオの補佐役になったセリアでしょうか。 様々な女性陣のアピールがあったものの、リオが美春とセリア以外を選ぶとは思えないのですが果たして。2022/11/15
よっち
34
ルビア王国での予期せぬ強襲で復讐を遂げたリオ。無事にベルトラム王女姉妹をガルアーク王国城へと送り届けたのちの情報共有でガルアーク王城内にある屋敷を下賜される第十六弾。好意を隠そうとしないガルアークの王女シャルロットの存在で、周囲のヒロインたちもそリオへの想いを問われる展開になってきましたけど、その取り巻く様々なしがらみも交渉上手なシャルロットやクリスティーナがうまく交通整理したことで、だいぶ障害は取り除かれましたかね。だからこそヒロインたちがどうするのか、リオがどう決断するのか気になるところではあります。2020/03/30
まっさん
33
★★★☆ サブタイ的に箸休め的な話を予想してはいたものの、予想以上に話が進まなかった。前巻で物語に一区切りがついたために、未だ出会っていないメンツの顔合わせやヒロインズのハルトへの気持ちの変化などに主軸を置いた構成となっている。そろそろヒロインズが増えすぎて収拾がつかなくなってきたような気も…今作は展開がかなりスローペースな分数多くいるヒロインズの出番も丁寧に用意してくれていた印象だったが、流石に増やしすぎた感が強い。サラ達の出番どころかリーゼロッテや美春さえも若干空気になりつつある現状で、今後どこま→2020/04/05
