内容説明
帝国との決戦が近づく北都。アレンの教えを胸に、教え子たちは決戦に向けて奮闘し続けていた。その中で、自信を失くしていたステラも自分の“すべきこと”を理解していき――! 王国動乱編、終息に向けて加速!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
31
東都から始まった戦乱が王国全土へ広がりを見せる中、奮闘の末に囚われてしまったアレン。そんな状況で北都で残された教え子たちが奮闘する第七弾。囚われたアレンが出会った一人の少女、今自分ができることを一生懸命に考えて奮闘する教え子たち、そして兄を救うため西都に向かう妹・カレン。今回のそれぞれが力を発揮して、戦況を覆していく展開もなかなか華々しかったですけど、南の方で壮絶なことになっているアレン依存症の彼女はどうなってしまうのか...今の戦いを乗り越えて、またあの楽しい日々をみんな揃って迎えて欲しいところですね。2020/11/20
まるぼろ
25
さて今巻、南都で「剣姫」が暴れまわっている頃、北都のハワード家も侵攻してくる帝国南方軍への対策を進めていた。ティナやエリーの頑張りを前にステラも自分の「すべきこと」を見つけ…と言うお話です。今巻の見所はやはり北方でのステラの成長と大樹でのカレンとリチャードの奮戦だったかと。特にステラは最初の頃の妹や周りの実力差に苦悩していた頃が今報われた様に感じられてとても良かったです。そしてリチャードやカレンの頑張りが「誓約」の履行として報われたものまた良かったかと。アレンの事も含め次巻もどうなっていくのか楽しみです。2020/12/09
げんごろう
14
各地で奮闘している教え子たちが健気で可愛らしく、最高に頼もしかったです。 特にステラの成長、活躍には個人的に大満足。 そして新旧“アレン”の存在感、偉大さを改めて窺い知ることができました。 更には熱く心揺さぶられるエピローグ。 8巻が楽しみでしかないですね!2020/11/26
o_n
5
うーん。詰め込み過ぎ感否めないな。新たな存在が正直ぶっと飛んでてななんか、根本的には部分の軸が何なのか分からなくなる。今後まとまって丸くなってくれたら嬉しいんだけども。2023/02/06
みどり
5
ちょっと前から気になっていた「地の文」が 章によって「女性」「男性」と別れているところ、 「男性」パートはもちろん主人公なのでわかりやすいんだけど「女性」パートが「誰目線」なのかわからなくて混乱する。 話自体はちゃんと進んでいるんだけど、そこが気になって 夢中になりきれない、せっかくいいところなのに。 2021/05/22