時代小説文庫<br> 三国志 四の巻 列肆の星

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紙書籍版価格 ¥628
  • Kinoppy

時代小説文庫
三国志 四の巻 列肆の星

  • ISBN:9784894568877

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内容説明

宿敵・呂布を倒した曹操は、中原での勢力を揺るぎないものとした。兵力を拡大した曹操に、河北四州を統一した袁紹の三十万の軍と決戦の時が迫る。だが、朝廷内での造反、さらには帝の信頼厚い劉備の存在が、曹操を悩ます。袁術軍の北上に乗じ、ついに曹操に反旗を翻す劉備。父の仇敵黄祖を討つべく、江夏を攻める孫策と周瑜。あらゆる策略を巡らせ、圧倒的な兵力で曹操を追いつめる袁紹。戦国の両雄が激突する官渡の戦いを描く、北方版〈三国志〉待望の第四巻。

感想・レビュー

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W-G

364
曹操にとっての大一番、官渡の戦いが描かれる。呂布討伐からこの辺りまでの曹操は、本当にキレッキレで才気走っている。その戦の中、関羽の降伏のエピソードも入ってくるが、ここでの関羽がまた素晴らしく漢。降伏期間は短く、割かれる頁数も少ないが強烈な印象を残す。前巻に続き盛り上がりが多く満足。呉では…攫ってまで得た嫁に隠れて、女に溺れる孫策さんにびっくり。その結末もまた…。荀彧さんが流石すぎて何もいうことなし。孫権も味があって好きではあるけど、著者自身のあんまり興味ない感が微妙に伝わってくるような、どこか寂しい印象。2018/12/11

ehirano1

127
孫家は二代続けて不名誉な死。脇が甘いというかなんというか・・・・・。2017/06/10

mayu

84
曹操と袁紹の戦い。曹操は冷静な戦略家だな。時には手段を選ばず残虐なことでもやってのける。数では負けても最後まで諦めず勝機を逃さない。自ら先頭に立って死地にでも赴く勇気と決断力がある。本当は関羽も味方に欲しかっただろうに、無理に臣従させるのではなく約束を果たした関羽に劉備のもとに帰る隙を与える潔さも持つ。だんだん存在感を大きくしていく曹操だけど、時折見せる寂しげな様は気になるな。孫策が策にはまって早々に退場。これから父の分も頑張ってほしいと思っていたから残念だ。2021/03/16

みやこ

79
時代が動きつつある。だが、まだ大きな流れには至らない。誰にでも手が届き得るものであり、蜃気楼に等しいものでもある。それが天下。それぞれの戦。それぞれの駆け引き。確たるものを胸に抱いた魅力的な男たち。戦の采配や情勢の読み方、そして自らの在り方。それらをみていれば、戦場で勝つべきものは勝ち、負けるべきものは負けることに合点がいく。だからこそ、将来が楽しみだった輝ける星が戦場に立つ前に夭逝してしまったことが残念でならない。三国志でも「志」が語られていたことはすっかり記憶から抜け落ちていて、おぉ!となりました。→2018/06/05

優希

73
官渡の戦場を描いています。曹操に忍び寄る袁紹の腕。劉備の存在が、曹操を悩ますようになってきたようですので、敵意を抱くという想いに駆られているでしょう。周瑜、孫策も策略を練り、戦国の領有は激突へと歩んでいるのは確かです。2019/04/03

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