時代小説文庫<br> 三国志 七の巻 諸王の星

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紙書籍版価格 ¥628
  • Kinoppy

時代小説文庫
三国志 七の巻 諸王の星

  • ISBN:9784894569492

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内容説明

解き放たれた“臥竜”は、その姿を乱世に現した。劉備の軍師として揚州との同盟を図る諸葛亮は、孫権との謁見に向かった。孫権に対し、曹操と劉備軍の交戦を告げる諸葛亮。その言動に揚州は揺れ動く。一方、孫堅、孫策に仕え、覇道のみを見つめてきた周揄は、ついに孫権の心を動かし、開戦を宣言させる。巨大なる曹操軍三十万に対して、勝機は見いだせるのか。周揄、諸葛亮、希代の知将が、誇りを賭けて望む『赤壁の戦い』を描く、北方版<三国志>白熱の第七巻。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

W-G

370
ついに赤壁。周瑜に孔明、何気ない会話一つとっても、才気走ってとても格好良い。さすがに見所が多く、戦闘中の展開も早い。いまいち曹操に切れが感じられない点に、不満を抱きなから読み進めると、許褚との温かい絆に胸を掴まれる名場面が待っていたりする。そして、ここを折り返しとして、陸遜や司馬懿といった、後半の重要人物も台頭。どれくらい出番があるかはわからないが、黄忠もいい感じで登場。待望の関羽と赤兎二世の出会いもある。しかし、もう次巻あたりで周瑜は退場しそうだし、残り巻数から考えて、劉備の絶頂期も短そう。展開早いな。2018/12/16

はっせー

168
三国志の見所の1つである赤壁の戦い。とても熱くなるものがあって良かった!今回の7巻のメインはやはり赤壁の戦い。三国志を知らない人も一度は聞いたことのある有名な戦い。今回の主役は周瑜である。若き孫権を支え水軍を育てた。その水軍の真価を見せた戦いが赤壁の戦いであった。何倍もの兵力が相手にいるにも関わらず1つの可能性のためにすべての準備をしていたところに脱帽した。そしてこの本の終盤に諸葛亮と話した所は辛い場面であった。自分の死期が迫りながらも一人の人間として諸葛亮と話していたところはまさに英雄そのものであった!2020/08/07

ehirano1

136
前半戦の山場である赤壁も終わり、英傑豪傑達の運命が良くも悪くも変わり始めます(初期の登場人物もだいぶ退場しました)。しかし、各々の英傑豪傑は悲嘆に屈せず、それらを受け入れ順応し始める姿がカッコ良くてたまりません(特に曹操)。おそらく、彼らの周りに優秀な人材が居て且つ彼らは彼らの話を能く聞き能く考えた、というのが要因の一つではないかと思いました。2017/06/11

mayu

78
この巻のメインは赤壁の戦い。最初は戦いの前というだけで緊張していた周瑜だったが、曹操の大軍を前に怖気付くことなく、目の前の戦いだけじゃなく、その先まで見据える様が立派だった。無理そうでも、一瞬の勝機を狙って逃さない。諦めないってきっとこういうこと。そんな周瑜が病に侵されているなんて、もうすぐ退場かと思うと悲しい。最期を悟りながら、いずれ敵になると思いながら、諸葛亮とお互いに認め合って言葉を交わす場面が印象に残った。2021/04/09

みやこ

77
赤壁だから、ではなく。周瑜だから。この巻はとても思入れ深い。そして、孔明。二人の出逢いのシーンは何度読んでも震える。側近である生き様を貫いてきた周瑜に、覇者たる想いを想起させる漣を起こした孔明。「あなたが私のそばにいれば」絶対に在り得ない現実に想いを馳せては、泣きそうになる私。大軍で敗北を喫した曹操。勢いを増す孫権。着々と地盤を固めていく劉備。安息とは程遠い日々の中でも、時折差し挟まれる日常の場面にほっとする。それぞれの陣営の特徴がはっきり描かれていて面白い。膠着は続かない。乱世に生きる者は、戦場へ。→2018/09/02

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