内容説明
魔王直々の特訓に耐え、ちょっぴり力と自信がついたロイド。アスコルビン自治領の領主を決め、霊獣と出会うため聖なる武術大会に挑む!
一方、勘違いから敵側最強の切り札として担ぎあげられてしまったアラン。
「どうかどうかロイド殿とだけは絶対に当たりませんように~~~!」
最悪の試合を避けようとするも、ロイドとの再戦は刻一刻と近づいていく。
自覚なき『最強』と実力なき『最強』がぶつかりあう、よその国の大舞台!
「やっぱりアランさんは強いな! 僕も本気でいかなくちゃ!」
プライドをかけた激闘の行方とアランの生死は一体どうなる!?
勇気と出会いと勘違いでつむぐ、無自覚最強ファンタジー第8弾!!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
niz001
9
アラン巻w、ここに来てww。裏でシリアスが動きつつもアラン巻www.2019/11/16
真白優樹
6
サタン直々の特訓でロイドが少しだけ自信をつける中、武術大会でロイドとアランが激突する今巻。―――嵐纏いて見せろ、努力が磨いた新たな力。珍妙な絵面の試合が起きたりロイドとアランの爆笑必死の戦いが見所となる今巻。その横でアルカを始めとする旧世界の面子が集う巻であり、世界の謎が更に少しだけ明かされる巻である。アランが更に妙な状況に追い込まれたり大騒動だらけの日常が続く中、静かな邂逅と旧世界の面々の集結が齎すものとは。アニメ化も決まり一巻初版から読み続けてきた読者としては嬉しい限りである。 次巻も楽しみである。2019/11/15
kei-o
4
物語の核心に触れたはずなのに消し飛ばす濃いキャラたち2019/11/29
藤和田
3
武術大会でロイドとアランがまさかの対決。人間だったころの記憶を取り戻していく研究所の人達、ちょっとだけ登場した所長といい面白くなってきた。魔王の特訓で強くなるロイド、魔王が武器に憑依して強くなるアラン、主要メンバーも段々と強くなっていくなぁ。それにしても、アラン結婚とかマジかよ…2020/09/02
猿山リム
2
ナンバリング8巻ではあるが7巻と8巻が前後編的な構造。 世界構造の種明かし的な部分を徐々に詰め込んで、終焉の気配をちらつかせていたけど、まだまだ盛り上がりそうな気配もする、いいわくわく感。 メリハリのはっきりした超個性のキャラクターたちの織りなす、十重二十重の勘違いコメディ。 勘違いの図式が、主人公だけに留まらず、節操なく勘違いの連鎖が組み込まれ、様式美は守りつつワンパターンにならない構造が好き。 コテコテなコメディキャラと、意外とシリアスチックな世界構造のギャップも魅力を支える。 フンドシ。2019/12/28