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出版社内容情報
森の外れに棲む「死神」に恋い焦がれる少女。切なくいとおしい異類婚姻譚。「死神さん、わたしを殺して――」
両親を喪った日にそう祈った少女・初も今では中学生になった。
彼女を想う村の少年・鉄次をはじめとする、人々の輪の中で人間らしさを身につけていく初。
死神は、そんな彼女に徐々に惹かれていく。
七夕の夜。
一年のうちで一度だけ、初が死神の森での「お泊り」を許されるその日に
初と添い寝した死神は、「ある人間の青年が死神になるまでの話」を
語りはじめるが……。
死神と少女、近づくほどに遠ざかる二人の
切なく愛おしい異類婚姻譚第３巻。
椿 カヲリ［ツバキ カヲリ］
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラママ
2
登録し忘れ。面白かった。2020/09/17
パンジャビ
2
3巻が出て、まだ続くということは、細々と人気はあるんだろう、とお見受けした。自分は結構好きな世界観。ウツギリさんは、初のことが、とっても大切になってきてるんだなーと分かってじんわり。初も、ウツギリさんを受け止める覚悟をして、成長したなぁとじんわり。しかし、ウツギリさんも弱ってきてるらしいのが気になるな。続きものんびり待とう。2018/12/22
chie
1
徐々に二人の関係が進んでいきます・・・ウツギリさん、初のこと大切だったんだとちょっとビックリ。いや大切にしてるだろうなとは思っていましたがそういった意味になるのはもう少し先かなと思っていたので。2022/07/16
miceco
0
ウツギリ（死神）の過去が明らかになる回。初だけでなく、やっぱりこちらも悲しい過去が…。暗くて重い内容だけど、2人の関係が進展していくのは唯一の救い。2020/05/20
