ガンニバル 1

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¥682
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ガンニバル 1

  • 著者名:二宮正明【作】
  • 価格 ¥682(本体¥620)
  • 日本文芸社(2019/02発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784537138818

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内容説明

山間の村「供花村」に赴任してきた駐在・阿川大悟。
村の人々は大悟一家を暖かく受け入れるが、
一人の老婆が遺体で見つかり、大悟は村の異常性に
徐々に気付き、ある疑念に囚われる…。

「この村の人間は人を喰ってる」──。

次々と起きる事件、村に充満する排除の空気、
一息も尽かせぬ緊迫感で放つ、
驚愕・戦慄の“村八分”サスペンス堂々開幕!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

65
映像化し手に取る。現代の日本でカニバリズムは有り得るのかと思いつつ読み進める。とある過疎の村に駐在で赴任した警察官。前任者が不可解な死を遂げている。不可解な因習の影と謎の一族。流れる不穏過ぎる空気感。熊に殺害された老婆。遺体に残る不可解な歯形。山狩りで熊を仕留めるが、老婆を食べた熊への村人の行動。葬儀での棺桶の中身に更なる秘密がある。よく描かれたパニックホラー。徐々に不穏になる訳ではなく、最初からグイグイ来る。個人的には古い村の因習とか好みである。この一族は何故このような因習を始めたのか。次巻も気になる。2023/01/13

ころこ

38
ドラマがあるらしく、並行して観てみようと思う。タイトルは当然『ハンニバル』からとられているのだろう。人間の内面を見つめる精神科医が、こと自分のこととなると食人を行うという逆説に面白さがあった。性的なコミュニケーションで相手に歯形をつけるように、食人からサディズムが容易に連想可能だ。冒頭で強調されるのは食人と主人公の妻のエロティックさだ。人間の根源的な活動に性と食人が近接していることに対する作者の洞察だと思いたい。2024/08/15

コウメ

31
カニバリズム系人が人を喰う漫画。この村はなんかすごく他の地域と違ってなにかすごい繋がりがありそう。〇〇村ってSIRENの羽生蛇村みたいな感じで怖い。田舎っていうのがよけいに怖さを引き立てる。2020/07/06

しぇん

18
KindleUnlimitedで。サスペンス要素強め、田舎の恐ろしさ表してる漫画ですね。まぁ、そんな田舎に住んだ事ないのですが……。主人公の芯がかなり強そうなのが好印象。色々トラウマも抱えてそうですが2023/11/08

Hugo Grove

9
読了2023/09/20

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