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内容説明
『夏子の酒』『蔵人-クロード-』など、日本酒を扱った漫画作品を描いた人気漫画家・尾瀬あきらによる意欲作も円熟の第17集です。
今回は二ツ目に昇進した主人公・銅ら治が、奮闘する日々の出来事を中心に女性落語家・ありすの切ない恋物語。また銅ら治が私淑する夢六師匠を襲う思わぬ困難を描いた話などが収録されます。
本巻では落語演目「粗忽の釘」のほか、「明烏」「猫の皿」など有名な噺が漫画で登場。落語ファンはもちろん、落語を聞いた事がない人にも落語の楽しさが伝わる一冊です。落語監修をつとめるのは今や人気落語家のひとり柳家三三師匠。単行本化に際しての描き足し部分もあり、雑誌で読んでいる方にも、新しい発見のある一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
12
外は雨。三百席収容の会場に、お客は92人。満席とは程遠い寂しい客席を前に、一生懸命にトリを務める錫楽。サゲを言い、拍手を送るお客に何度も礼を口にする錫楽の前に、袖から師匠・銅楽がいきなり登壇する。雨の中、足を運んでくれたお客のために、そして、真打ち昇進を決めた錫楽のために。師匠と弟子、親子とは良く言ったものだ。親の子への気持ちが伝わる、いい話。2017/05/24
はなちゃん。
1
次巻最終巻、果たしてどう下げをつけるのか2017/06/12
おりひら
0
今回は、周りの面々のお話がメイン。 嬉しい事が起こる者がいれば、切ない事、辛い事が起こる者もある。思わぬ展開が起きた中、次巻に続くのだが、次巻が最終巻だとか。なんということか。2017/05/27
まーだむ
0
登場人物達がそれぞれ色々な展開を迎えているが、次巻最終巻とな・・・どう収束するのだろう。2017/05/07